「執筆スピードが遅くて、月に4本程度しか書けない」
「2日に1記事書けるようになりたい。現状は5日かかっている」
「執筆が遅いから、新規案件の受注を躊躇している」
文字単価2円以上の案件を受注できるようになったものの、執筆スピードが遅くて量をこなせず、けっきょくあまり稼げていない・・と悩んでいませんか。
結論、執筆スピードが遅いのは、納期に余裕があるからです。
短納期の案件を受ければ、集中力が増して無駄がそぎ落とされ、あなたにあったやり方で今よりも早く執筆できるようになります。
この記事では、Webライタースクール「らいじゃぱ」講師のじゃぱそんから…
- 短納期にして執筆スピードが上がった事例
- 短納期にする方法
- 7つの習慣から読み解く、短納期でスピードが速くなる理由
についてお伝えします。
結論:短納期にすれば執筆スピードは上がる
今あなたが記事1本に5日かかっている場合。5日も時間をさけられる状態であることが原因です。
極端に言えば、今日中に納品しなければいけない場合、1日で記事が書けるはず。
- 短納期の人は執筆スピードに悩んでいなかった事実
- Kさんの事例
をお伝えします。
(生データ)カツカツの納期の人は、執筆スピードに悩んでいなかった
私の運営するWebライター講座「ライじゃぱ」受講生からも、執筆スピードの相談がありました。
一方、悩むことの一切ない受講生も一定数いたのです。
それぞれの共通点は、以下でした。
- 執筆スピードで悩んでいる人・・月に4本程度。納期に余裕がある案件しかやっていない
- 執筆スピードで悩んでいない人・・月に10本以上。納期はカツカツ
この傾向から立てた仮説。
それは「短納期の案件をこなしていれば、自然と執筆スピードは最適化されるのでは」ということです。
実際に短納期にして5日→2日に短縮したKさんの事例
執筆スピードが遅いと悩んでいたKさんは、実際に短納期にしたことで執筆が早くなりました。
Kさんとの実際の会話を、一部紹介します。
Kさん「(アドバイスに従って)納期のギリギリ2日前に手を付けてみました」
じゃぱ「どうでした?」
Kさん「(5日かかっていたものが)2日で書けました!」
じゃぱ「クオリティも、満足いく形でできました?」
Kさん「はい。むしろ、短期で集中して書いたことでいつもより質の高い記事ができました。」
じゃぱ「それってなんでだと思います?」
Kさん「納期が迫っていることで、今まで自己満足に時間を使っていたことに気づけました。」
ここで重要なのは、Kさん自ら原因に気づいたことです。
早く執筆するためのテクニックは、たくさんあります。(それこそググればいくらでも見つかるはずです)
ただ、執筆が遅い原因は、人それぞれ。
テクニックで解決できる問題と、あなたの執筆が遅い原因が一致して初めて、スピードが上がります。
一方で、自分で気づいた原因とその対策は、間違いなく効果があるし、あなたにあったやり方です。
短納期にすることで、「ここにやたらと時間がかかっている!」「こうすれば早くできるかも」と、執筆スピードの改善に自然と向き合えるようになるのです。
カツカツの納期にする方法
納期を短くすればいいとわかっても、すぐに案件を受注できるわけではないはずです。
ここでは、今やっている余裕のある案件で、納期をカツカツにする方法をお伝えします。
1.(リアル)納期2日前に着手する
手っ取り早くかつリアルなのが、納期2日前に着手することです。
実際に2日後が納期なので、2日以内に書き上げないとクライアントに迷惑がかかることになります。
この緊張感の中で感覚が研ぎ澄まされ、無駄が見えるようになるはずです。
ただし、以下は必ず守れる状態で実施しましょう。
- 納期は破らない
- 記事の質を落とさない
最悪の場合、そのクライアントから依頼がこなくなる可能性があります。
リスクが大きい反面、本物の緊張感があるので効果は抜群です。
2.(安全)納期よりも早い納品予定日をクライアントに伝える
納期2日前に着手するのは不安・・という方に、より安全な方法をおすすめします。
クライアントに、少し早めの納品日を約束することです。
クライアントが設定した納期を破るよりかはリスクが少なく、納期が迫っている緊張感も維持できます。
納品日を伝えた以上、必ず守るようにしましょう。
「納期ではないから、最悪間に合わなくても大丈夫」なんてつもりでやっては意味が無く、クライアントからの信頼も失いかねません。
短納期にすると執筆スピードの向上が「緊急で重要なこと」になる
ここでは「なぜ短納期にすると執筆スピードが上がるのか」をお伝えします。
理屈がわかれば、他のことにも応用が利くはずです。
納期に余裕がある人にとって、執筆速度の向上は「緊急性」が低い
以下は「7つの習慣」の「時間管理のマトリクス」です。
緊急 | 緊急でない | |
重要 | ||
重要でない |
納期に余裕がある人にとって、執筆速度の向上は「重要だけど緊急でないこと」に位置します。
緊急 | 緊急でない | |
重要 | ★ | |
重要でない |
この「重要だけど緊急でないこと」は、よほど意志の強い人でないと取り組むのが難しい領域です。
例えば、他に「重要だけど緊急でないこと」に該当するのは・・
- 毎日の運動
- 定期検診
- 食事の節制 etc
ざっくり言えば「間違いなくやるべきだけど、別に今やらなくてもよいこと」です。
今やる必要がないから、「やらなければと思いつつ、気づけば3ヶ月過ぎていた・・」などと、結局やらないままになりがちです。
日頃、運動不足を実感していたり、体重計の数値が気になっていたりするならば、思い当たることがあるのではないでしょうか。
「執筆スピードを上げたい」と思いつつ、なかなか具体的な改善に踏み出せないでいるのは・・
納期に余裕があって「今やらなくても困らないこと」だからです。
2日後に納期が迫っていると、執筆速度の向上は「緊急かつ重要なこと」に変わる
2日後に納期が迫っている状況の場合、執筆速度の向上は、緊急の課題となります。
緊急 | 緊急でない | |
重要 | ★ | |
重要でない |
緊急かつ重要なことは、他には・・
- 病気の治療
- クライアントからのクレーム
など。ざっくり「今すぐ取り組まなければ、大変なことになる」ことです。
kさんの場合「執筆スピードを上げられればもっと案件を受けられるのに」程度の状況が、「執筆スピードを上げないとヤバい」状態に変わったのです。緊急性が増したから、具体的な行動に結びついたと言えるでしょう。
執筆スピードを上げるのは、より多くの価値を提供するため
最後に、何の為に執筆スピードを上げるのか、についてお伝えします。
それは、より多くの価値を提供するためです。
「たくさん稼ぐため」でも「余った時間で好きなことをするため」でもありません。
行きつけのラーメン屋を思い出してください。
(ラーメン屋に行きつけがなければ、居酒屋や定食屋でかまいません)
「より稼ぐために」と
- 座席数が増え
- ラーメンの提供スピードが上がり
- 味が落ちた
としたら・・そのラーメン屋には通わなくなるのではないでしょうか。
一方「より多くの人においしいラーメンを食べてもらうために」が目的の場合、座席数が増え、ラーメンの提供スピードが上がっても、間違いなく味はおいしいままです。
「たくさん稼ぐため」「余った時間で好きなことをするため」にスピードを上げようとすると、質が犠牲になりがちです。
結果、クライアントを失うことにもなりかねません。
執筆スピードを上げて生まれた時間は
- その記事の推敲
- 他の記事の執筆
- 本や講座でスキルアップ
など、さらなる価値提供のために使いましょう。
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(受講者の声)
きむらさん
「初心者の頃にこの講座を受けていたら、野生のライター(このワード好きです笑)としてもっと早く文字単価2円を達成できていただろうと思います。
この講座からスタートできる方がうらやましいです。」
Sさん
「無料でいいのか心配になるぐらい勉強になり、興味深い内容でした。
Webライターに興味があるものの、常々、検索した時に大量に出るスカスカのパクリ記事にはうんざりしており、Webゴミ作りがゴールになる仕事ならやめておこうと決めて講座を受講した経緯があります。
講座の中で何故ああいう記事が生まれるのか、どうすれば良質な記事を書けるのかを理解でき、さらに自分に足りないものも把握できました。ゴールはゴミではなかったので、個人的にかなり喜びました。
まだまだ消化し切れていない内容もあり、何とかモノにしたいと感じています。非常に充実した時間を頂いたと思いました。」
Yさん
「初受講した2022年大晦日から半年間、紆余曲折を経て、Webライティングの技術がフリーランスとして開業し、ネット集客をする上で必要不可欠であるという結論に辿り着きました。そして、改めて初じゃぱを受講し、じゃぱそんさんの教え方の分かりやすさ、惜しみない情報提供の素晴らしさを実感しました。 更に、「WantsとNeedsがある人にだけ受けてほしい」というお互いにとってWin-Winの関係構築のみならず、Webライティング業界の質の確保と向上という業界全体を視野に入れた視点が素晴らしいと感じました。」
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