Webライターの質問力:クライアントに「答えやすい」と思わせる魔法の3ステップ

「クライアントへの質問の仕方がわからない」
「何をどう聞けば良いの？」
「質問をするコツがあれば知りたい」

質問するとき「ああでもない、こうでもない」と悩んではいないでしょうか。
どう聞けば失礼にならないで得たい情報を得られるのか、わからなくて困ってしまいますよね。

そこでこの記事では

について解説します。

記事を読めば、質問の作り方がわかり、あれこれ悩まずに聞きたいことを聞けるようになるはず。
ぜひ最後までご覧ください。

この記事の著者

じゃぱそん(株式会社じゃぱそん代表)

メルカリの「値引きできますか？」の質問がだめな理由

突然ですが、メルカリ使ってますか？
いらないものを個人間で安全・簡単に売買できて便利ですよね。
わたしも使わなくなったガジェットをよく出品しています。

「何がしたいの？」と違和感を感じるのが、出品した商品に対する「値引きできますか？」とだけ書いてある質問。
申し訳ないですが、無視しています。

理由は2つ。

判断に必要な情報が足りず、Yes/Noで答えられないから、答えるのが手間なんですよね。

メルカリは、商品を購入されたあとに発送や受け取りの連絡を行う必要があります。
「いくらですか？」と聞いてくる人はそのあとのやりとりもスムーズにいかなそうなので、敬遠しています。

「値引きできますか？」ほどひどい質問することはないですが、気をつけていないと似たような質問をしてしまいます。
わたし自身も対策しようと「良い質問を作成するための3ステップ」を考えました。

順に詳しく解説します。

まずは質問を通じて得たい結果(未来)を考えましょう。

(例)

どんな未来を得たいのかを考えないと、意味のない質問をしてしまいます。

得たい未来を考えたら、相手が判断するために必要な情報は何かを想像しましょう。
必要な情報を伝えなければ、相手から逆質問がくることになり、無駄なやりとりが発生します。

ステップ1・2をやったらようやく質問です。
1と2の内容を漏れなく盛り込んで、聞くとよいでしょう。

ここでは3ステップの実践例を2つ紹介します。

ステップ	詳細
1.(得たい未来):	AさんにZOOM飲みに参加して欲しい
2.(相手に必要な情報):	日時やる内容他の参加メンバー
3.(質問)	「今週の日曜19時くらいからZOOM飲みしない？他はまだ誘ってない」」