【未経験・副業OK】Webライターとは?独立するための始め方5ステップ

Webライティング

「Webライターを始めるにはまずは何をすればいい?」
「どのタイミングで、どうやって、どんな仕事を受けるの?」
「未経験から副業で稼げるの?」
「エンジニアやデザイナー、動画編集者と比べてどうなの?」

フリーランスや副業で調べて、Webライターという仕事に興味を持ったものの、具体的な始め方がわからず困っていないでしょうか。
「まずはWordPressブログを立ち上げましょう」「とりあえず案件をやってみましょう」と言われても、全体像がわからなければ、不安で躊躇してしまいますよね。

この記事では、副業としてWebライターを初めて2ヶ月で文字単価2円を達成し、現在はオンラインスクールを運営しているじゃぱそんから..

  • Webライターの始め方5ステップ
  • 案件の獲得方法とタイミング
  • Webライターの仕事の種類
  • 他の職種と比べたWebライターの魅力
  • 稼ぐために身につけるべき2つのスキル
  • ライティングを学ぶメリット
  • 7つの注意点

をお伝えします。

何も知らないまま始めては、1円未満の低単価案件から抜け出せず、挫折してしまうかも‥
記事を読めば、長期的に安定して稼げるWebライターになり独立するための、最善の方法がわかります。
ぜひ最後までご覧ください。

  1. 独立を見据えたWebライターの始め方5ステップ
    1. 1.(できれば)パソコンとネット環境を用意する
    2. 2.有料講座に申し込む
    3. 3.毎日書き続ける
    4. 4.添削を受ける&添削する
      1. 4-1.添削を受ける
      2. 4-2.他人の記事を添削する
    5. 5.案件に申し込む
    6. (+α).よい文章を読む
  2. Webライターの仕事内容【ほぼSEO】
    1. 案件の5割はSEOライティング
    2. SEOライティングとはGoogleの検索上位を狙って記事を書くこと
    3. (いったん無視でOK)Webライターのその他の仕事
    4. 参考:Webライターの後のキャリア
  3. Webライターの特徴(プログラマ・動画編集・デザイナーとの比較)
    1. 1.未経験からでも始めやすい
    2. 2.初期投資が少ない
    3. 3.副業としてやりやすい(いつどこでもOK)
    4. 4.勉強しないと稼げない
    5. 5.月20万は達成しにくい
  4. 身につけるべきは「必要な情報を・わかりやすく」書くスキル
    1. 1.必要な情報を見極める
    2. 2.わかりやすく伝える
  5. ライティングスキルを身につけるメリット
    1. 1.今の仕事に活かせる
    2. 2.日常生活に活かせる
  6. 低単価で疲弊しない!7つの注意点
    1. 1.お金をかけて学ぶ
    2. 2.いろいろなモノに手を出さない
    3. 3.とにかく書く
    4. 4.日々文章を意識する
    5. 5.インプットをやめない
    6. 6.1円未満の案件には手を出さない
      1. 6-1.クライアントのやる気が無いか素人
      2. 6-2.スキルアップする暇がなくなる
    7. 7.文章力を高めることに集中する
  7. 人生を変えるにはあなたが変わるしかない
  8. 記事を書く楽しさを、再発見しませんか?【10日間プログラム】

独立を見据えたWebライターの始め方5ステップ

やることは5つです。

  1. パソコンとネット環境を用意する
  2. 有料講座に申し込む
  3. 毎日書き続ける
  4. 添削を受ける&添削する
  5. 案件に申し込む

実際に私はこのやり方で、Webライター開始2ヶ月後に文字単価2円の案件を受注しました。
順に解説します。

1.(できれば)パソコンとネット環境を用意する

まずは、パソコンとネット環境を用意しましょう。
Webライターの仕事に必要なものは、この2つだけです。

ただし、できればでOK。
しばらくは実案件をやらないので、パソコンは最悪なくてもいいし、ネット環境も格安SIM・カフェなど低速のもので十分です。

ここで迷っていては始まらないので、最低限をさくっと用意して、次のステップに進みましょう。

パソコンを確保する方法:

  1. 家にあるならそれでOK
  2. 知人にあたれば、使っていないパソコンが1台は見つかるはず。それを借りる
  3. 上記2つがダメなら、実案件やるまではスマホ&本格的に執筆するときだけネットカフェ等のパソコンでもOK

ネット環境を用意する方法:

  • フリーWi-Fiのあるカフェなどに通う
  • スマホのテザリング機能を使う(パソコンがないなら、スマホをそのまま使う)

[char no=”1″ char=”じゃぱそん”]最安で最低限のネット環境を整えるには、Mineoの「マイピタ1GB」+「パケット放題Plus」を契約して、テザリングすることです。
月1,693円でスマホを維持しつつ、Webライターに必要な作業&動画講義の受講(ただし低画質)もできます[/char]

もしお金に余裕があって、Webライターとして本格的に活動することを決めているのであれば、新しく買ってもいいでしょう。
パソコンを買う場合の条件は、以下の8つ。

項目
オススメ
理由
ノートかデスクトップかノートデスクトップは‥
かさばる
融通が利かない
場所を占領する
新品/中古新品パソコンの寿命は3年程度
中古は選ぶのが難しい&不要になったときに売りにくい
新しさCore i 12世代以降
Ryzen 6000シリーズ以降
新品で11世代も売っているが、型落ち品に近い。
今新品を買うなら12世代以降がオススメ。
CPUCore i3(Ryzen 3)以上ZOOMで求められる機能要件
メモリ8GB以上ZOOMで会議しながら、Wordなどを開いてヌルヌル動かせる性能
ストレージSSD(最小)処理速度が圧倒的
大きなデータを保存しないので、容量は最低限で十分
OSWindowsクライアントのほとんどがWindows
操作方法等をネットで調べやすい
ディスプレイサイズお好みで大きい方がリサーチ等の作業をしやすいが、小さいほど軽く持ち運びしやすい

参考リンク:【まだ買うな】Webライターのパソコン選びとオススメ3選

繰り返しになりますが、当分はパソコンがなくてもどうにかなります。
まずはスマホでかまわないので、すぐに動き出すことを優先しましょう。

2.有料講座に申し込む

パソコンとネット環境を用意したら、有料講座に申し込んで勉強しましょう。
理由は2つ。

  1. 無料コンテンツより効率的に学べる
  2. コミットメントが生まれ、独立の可能性UP

「YouTubeとかで学ぶのはダメなの?」と思った方へ。
無料のコンテンツでは、非効率です。

お金を払って学ぶことで、効率的に必要な知識が身につきます。

例えば、あなたが街で靴磨きをする場合を想像してみてください。
どちらの方がより丁寧に、質にこだわって靴を磨くでしょうか?

  • 100円の場合
  • 無料の場合

無料なら気楽ですが、お金をもらう場合、ぐっと緊張感が増しますよね。
「100円ももらうほど靴磨きの技術はないよ」と躊躇してしまったかもしれません。

動画などのコンテンツでも、同じです。
有料講座はお金をいただいている責任がある分、質が高く、講師も真剣である可能性が高いです。

またはじめにお金を払うことで、自分との約束(コミットメント)が生まれます。
Lineなどで登録時に無料でもらった動画をいつまでも放置しているのは、無料だったからです。
お金を払って買った動画であれば、きっと放置せず視聴できるでしょう。

講座を選ぶ際には、以下の10点をチェックしましょう。

  1. Webライター向けの講座である
  2. スキマ時間に受講できる(動画形式である)
  3. 一つの講座で完結している
  4. 添削がある
  5. 質問できる
  6. 講師にWebライターとしての実力がある
  7. あなたが講師を信頼できる(支払う金額以上の価値を受け取れると信じられる)
  8. 営業のレクチャーがある
  9. 講座のゴールがあなたの目指す姿と一致している
  10. 実際に受講した人の受講前の状況が、今のあなたと近い

具体的な講座の選び方は、以下の記事を参照ください。

▶間違いだらけのWebライター講座選び!知らないではすまされない10のポイント

3.毎日書き続ける

講座を買ったら、まずはnoteを使って練習しましょう。
会員登録から記事を書ける状態まで、3分もかかりません。

まずは書く習慣作りから始め、徐々にステップアップしていくとよいでしょう。
最初の1週間は『1日1文字以上書く』で十分です。

「たったそれだけでいいの?」と感じたかもしれません。
確実に成果を出すためのコツは、間違いなく続けられることだけを着実に続けること。
まずは、たったそれだけから初めましょう。

期間媒体書く内容
11週間note日記。1日1文字以上
22週目note日記。伝えたいことを明確にして書く
33週目note日記。1文を短く、結論ファーストで
44週目note有料講座で教わった内容のアウトプット
55週目WordPress購入した有料講座のレビュー記事
66週目以降WordPress特定の検索キーワードで記事執筆

1ヶ月続けられたなら、WordPressブログを立ち上げましょう。
クライアントのほとんどがWordPressを使っているからです。

他にも、WebライターがWordPressブログを持つメリットは…

  • WordPressの操作に慣れる
  • クライアントへのアピールに
  • 記事がそのまま「クライアントに見せられる作品集」に

など。
WordPressブログがなければ、文字単価2円以上の案件獲得は、まず無理です。
Noteで書いてみてWebライターを続ける意思が固まったなら、必ずWordPressブログを作ることをオススメします。

WordPressブログ作成後も、クライアントに見せる必要がない内容についてはNoteを使います。
以下のようにnoteは練習、WordPressは本番として使い分けると良いでしょう。

 用途
Note
日記
学習した内容のアウトプット
WordPressブログ
SEO記事
提案時、クライアントに見本として見せる記事

 

[char no=”1″ char=”じゃぱそん”]「最初にWordPressブログを作っちゃダメなの?」について。
ブログ作成には、最低でも20分程度かかります。
どこかでつまづくと、1時間以上かかっても作成できないことも。
とにかくスタートを切るために、まずはnoteから始めましょう。
[/char]

以下の記事のとおりにやれば、WordPressブログを20分で構築でき、月300円で運用できます。
ブックマークしておいて、WordPressを立ち上げる際に参考にしてください。

参考リンク:Webライター向けWordPressブログ構築&運用ガイド

4.添削を受ける&添削する

続いてほとんどの人がやらないけれど、絶対にやるべきこと。
添削を受ける&行うです。

4-1.添削を受ける

特定の検索キーワードに対して記事を書いたなら、講座の添削を受けましょう。
タイミングは、最初の1記事がオススメ。
変なクセがついてしまう前に、直すべき箇所を指摘してもらえるからです。

例えば、ゴルフのスイングを習得する場合。


プロのスイングを見よう見まねで覚えるのと、プロに実際に教わりながら覚えるのでは、どちらが上達するでしょうか?

添削を受けないのは、見よう見まねで覚えようとするのと同じです。
辛口な添削で傷ついてしまうのが怖ければ、講師に「メンタルが弱いので、優しくお願いします」と伝えておきましょう。
講師も鬼じゃないので、あなたの文章をよりよくするために、いつも以上に言葉を選んで丁寧に添削してくれるはずです。

添削内容は、あなたにとって「高単価Webライターになるための羅針盤」。
ディスプレイが擦り切れるほど何度も読み返しましょう。

[char no=”1″ char=”じゃぱそん”]ココナラなどで添削だけを購入することもできますが、おすすめしません。
人によって考え方や好みの文章が異なり、かえって混乱する可能性があるからです。
講座内の添削であれば「その講座で教えたとおりの書き方ができているか」の観点で見てもらえます。[/char]

4-2.他人の記事を添削する

早い段階で、他人の記事の添削にトライすることもおすすめ。
「人の振り見て我が振り直せ」です。

自分の記事を客観的に読むのは難しいですが、他人の記事なら普通に読めば良いだけです。
やり方はシンプル。
SNS等でWebライターやブロガーを見つけて、その人のブログを勝手に添削する。以上。
添削内容を相手に伝える必要もありません。

検索上位に上がってくる記事はそれなりの品質なので、添削が難しいかもしれません。
失礼ながら、あまり実力がなさそうな人の記事が改善点を見つけやすく、オススメです。

(添削しやすい記事の見つけ方)

[char no=”1″ char=”じゃぱそん”]
じゃぱそんもライター開始半年で、自身のブログでライターを雇い、身銭を切って他人の記事を添削する機会を作りました。
やってみるとわかりますが、超大変です。脳汁がでまくる。でも人の記事を直すことで、自分の書き方も洗練されていきます。

私は今、Webライター講座の講師をやっています。書き方を教えた受講生に、文字単価2円を達成してもらえるようになりました。
ライター歴2年でここまでこられたのは、間違いなく「添削した」経験のおかげです。
[/char]

5.案件に申し込む

WordPressブログが5記事以上たまり、有料講座の内容を6割以上理解し実践できるようになったら、いよいよ案件に申し込みましょう。

ここまでであなたの実力は、既に文字単価1円以上になっているはず。
自信を持って1円以上の案件に申し込みましょう。

コツは、WordPressブログの記事を実績としてアピールすること。
メディアを真剣に運営しているクライアントなら、実績・経験以上に、あなたの記事の質を評価してくれるはずです。

案件の探し方として、まずは以下の3つをオススメします。

  1. クラウドワークス
  2. Indeed
  3. Twitterの「#ライター募集」

ひとまず、どんな案件があるのかざっと見ておきましょう。
受けたいと思う案件をいくつかピックアップしておくと、モチベーションにもなります。

上記3つで案件を探すのは、あくまでも「1円以上の実力が身についたか」を判断するためです。
長く食べていくためにはクラウドソーシングやTwitterによる案件獲得はオススメしないので、注意しましょう。

食べていくためにオススメの案件受注方法は、別記事にてお伝えします。

▶参考:クラウドソーシングはwebライター独立への遠回り!【スクール運営会社が解説】

(+α).よい文章を読む

ここまで書くことを中心にお伝えしましたが、よりスキルを身につけるための+αとして、よい文章を読むことをオススメします。
私がお手本としている本を2つ、紹介します。

+αとしたのは、上級者向けだからです。
いきなりこれから紹介する本を読むことから入ると、ほぼ間違いなく挫折します。
書くことになれ、添削も受けて「もっと上達したい」と思ったタイミングで、参考にしてみてください。

よい文章の書き方(岩波新書 1994年 辰濃 和男 著) 

朝日新聞のコラム「天声人語」を13年間担当された、元新聞記者の方の本です。
内容ももちろんですが、それ以上に参考になるのが文章の読みやすさ。
Webの記事にはない、上品さがあります。

読んでいると文章の美しさに癒やされるので、行き詰まったときに読んでいます。

スマホ脳(新潮新書 2020年11月 アンデシュ・ハンセン 著, 久山葉子 翻)

こちらは、エビデンスの取り方(根拠)が参考になります。
論文、実験データなどから、科学的に・丁寧に「なぜそういえるのか」を解説しており、その論理の組み立て方を、執筆に活かせます。

Webライターの仕事内容【ほぼSEO】

ここでは、Webライターの仕事内容をお伝えします。
結論、5割はSEO記事の執筆です。

あなたがまず身につけるべきスキルも、SEOライティング一択となります。

  • 案件の5割はSEOライティング
  • SEOとは
  • Webライターのその他の仕事

についてお伝えします。

案件の5割はSEOライティング

Webライターの案件の5割は、SEOライティングです。

日本最大手のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」上、ライティング・記事作成の募集中の案件は、3,137件。
うち、約50%を超える1,577件が、SEOライティング*です。

​SEO以外のライティング案件はというと・・

セールスコピー・セールスレター…19件(0.6%)
メルマガ・DM作成…9件(0.3%)
書籍編集・雑紙編集…4件(0.1%)

メルマガやセールスレター、書籍編集を学んでも、案件はほぼないです。​
Webライターとして食っていきたいなら、案件全体の5割を占めるSEOライティングをまず学ぶべき。

(クラウドワークス上の案件数と、全体に対する比率)*太字はSEO関係

カテゴリ案件数比率
記事・Webコンテンツ作成129041.12%
シナリオ作成・脚本制作・小説作成52816.83%
レビュー・口コミ39212.50%
オウンドメディア・ブログ記事作成2869.12%
その他(ライティング)2548.10%
編集・校正・リライト2016.41%
文書作成732.33%
インタビュー・取材記事作成371.18%
名前募集280.89%
セールスコピー190.61%
キャッチフレーズ・コピーライティング150.48%
メルマガ・DM作成90.29%
書籍・雑誌編集40.13%

(2022年11月18日時点​)

SEOライティングとはGoogleの検索上位を狙って記事を書くこと

ではWebライター案件の5割を占める「SEOライティング」とは何なのか、説明します。
ずばり、Googleの検索上位を狙って記事を書くこと。

Webライターとしては、クライアントの代わりに特定のキーワードの上位を目指して記事を書くことになります。

具体的には‥

  • 転職サイトにて、「転職 やり方」の検索キーワードで上位を取る
  • Webライター講座を運営しているサイトで「Webライター 講座」で上位を取る

など。

  1. 特定のキーワードで検索上位を取り、記事へのアクセスを集める
  2. 記事内で自社サービスの購入(申込)につながる何かを促す*
    *他社のサービスを紹介して紹介料を狙っている場合もあります

この2つを実現するのが、SEOライティングの目的です。
クライアントがSEO記事を依頼するライターを探す際には、以下の2つがチェックされるとおさえておきましょう。

  1. 狙ったキーワードで上位を取れる実力があるか?
  2. 押し売りせず検索者に寄り添った形でサービスを紹介できるか?

現状、1さえ満たせば、案件は取れます。
実際に上位を狙える実力のあるライターは、ほとんどいないからです。

[char no=”1″ char=”じゃぱそん”]あなたのブログに書いた記事が実際に上位を取れている必要はありません。
(もちろん取れれば◎ですが)
「うちのメディアで書いてもらえれば、上位がとれそう」と思ってもらえればOK。
私じゃぱそんも、上位はとれていない記事の質を評価してもらい、採用された経験があります。(参考までに、この記事です)
現在、個人のブログは検索上位に上がりにくいです。そしてその事実は、素人でない限りクライアントもわかっています。[/char]

SEOについては、まずはここまでの知識で十分です。
あなたが選んだ講座内で、より深く解説してくれるでしょう。

一応当メディア内でも、Webライターが身につけるべきSEO知識を網羅した記事を書いています。
より深く知りたい方は「Webライター向けSEO完全攻略ガイド」を参考ください。

(いったん無視でOK)Webライターのその他の仕事

SEO以外の仕事もありますので、一応紹介します。
ただ、案件数が少なく実力者しか受注できないので、いったんは無視しましょう。

仕事内容一言で言えば‥
メルマガ・DM作成メールマガジンの代筆
SNS運用ツイートなどの投稿の作成
セールスレター商品を紹介するWebページの文章作成
取材記事誰かに取材し、内容を記事にまとめる
コピーライティング商品のキャッチコピー作成
編集・校正他人が書いた記事の品質維持・UP
書籍編集本の代筆

(Crowd Works内の「ライティング・記事作成」内のカテゴリを元にじゃぱそん作成)

参考:Webライターの後のキャリア

Webライターからスタートして、キャリアアップで目指せる職種を紹介します。

職種一言で言えば‥
ディレクターライターをとりまとめ、記事の品質を担保する
SEOコンサルSEOの現状を分析し、戦略を練る(キーワードの選定など)
WebマーケターSEOを含めたマーケティング全体の戦略を練る
講師受講生にライティング関係のことを教える
ブログ運営他社商品を紹介するメディアを運営し、紹介料をもらう
メディア運営商品を作り、Webメディアを運営して販売する

(じゃぱそんの経験から作成。私は今、上記全部やってます)

代表的なもののみ挙げましたが、ライティングスキルはどんな職種にも活かせます
私もエンジニアとして入っていたクライアントに「Webライターもやっているので、文章作成に関連した作業があればご相談ください」と伝えたところ、研修教材の改修とマニュアル作成を追加で依頼されました。

その後どんなキャリアになろうと、Webライターとして学んだことは絶対にムダにならないでしょう。

Webライターの特徴(プログラマ・動画編集・デザイナーとの比較)

ここでは、他の職種と比べたWebライターの特徴についてお伝えします。
結論、Webライターは「未経験から副業で始めやすいが、大きくは稼ぎにくい」です。

(副業・フリーランスの代表的な職種との比較表)

 Webライターエンジニア動画編集者デザイナー
未経験から始めやすい
初期投資が少ない×
副業がしやすい
(いつでもできる)
(どこでもできる)
勉強しなくても稼げる××××
月20万を達成しやすい

各項目について、順に解説します。

1.未経験からでも始めやすい

 Webライターエンジニア動画編集者デザイナー
未経験から始めやすい

Webライターは、未経験からでも始めやすい職種です。
既にあなたに、土台となる知識が身についているから。

例として「最初に学ぶこと」をエンジニアと比較してみましょう。

未経験からエンジニアになる場合、スクールでプログラミングを学ぶことが一般的です。
以下、プログラミング言語Javaで最初に学ぶコード(プログラミングの記述)とその説明です。

以下、「Hello World」と画面出力する処理です。

public class Sample{
  public static void main(String[] args) {
    System.out.println("Hello World");
  }
}

Sampleというclassの中に「main」メソッドが定義されています。
このmainメソッドが、プログラム実行時に最初に実行されるメソッドで、System.out.println(“”)は、””内の文字を画面出力する処理です。

プログラム実行時にmainメソッドが読み込まれ、mainメソッド内のSystem.out.println(“Hello World”);が実行されます。
このような順序でHello Worldが画面出力されるのです。

 

「???」
コードを見ただけで「うっ」っとなった
「なんとなくしかわからない

おそらく上記いずれかの反応になったはずです。

今紹介したコードは、Javaの基本中の基本。
日本語で言えば「あ行」くらいの基礎知識となります。
初歩的なことなのに、きっと初めて見ましたよね。
それは今までの人生で、プログラミングに触れる機会がなかったからです。

続いて、Webライターとしての基礎知識、PREP法についてお伝えします。

PREP法とは、わかりやすく伝える文章の型です。
結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)の順で話の流れを構成します。(例)
ライティングは学習コストが低いです。(結論)
すでに土台となる知識が身についているから。(理由)
プログラミングの場合、完全にゼロからの学習が必要です。一方で文章は、最低限の読み書きを学習済みで、日常でも常に触れています。(具体例)
基本が身についた状態からスタートできるので、ライティングは学びやすいのです。(結論)このようにPREP法を活用すると、わかりやすい文章が作れます。

 

Javaのコードと違って、一読しただけで内容を理解できたはずです。
人によっては、次に書く文章(LINEの返信や、報告書など)で早速活用していけるでしょう。

文章の基礎は、学校の授業で習っています。誰にでも最低限の基礎が備わっているのです。
一方でプログラミングや動画編集は、完全に0から学ぶ必要があります。

この点において、Webライターは未経験からでも始めやすい職業と言えます。

2.初期投資が少ない

 Webライターエンジニア動画編集者デザイナー
初期投資が少ない×

Webライターは、必要なものにお金がかかりません。
パソコンとネット環境だけあればOK。
(エンジニアもパソコン&ネットだけでできますが、Webライターよりパソコンの性能が求められます)

一方でデザイナーならPhotoshop、動画編集者ならPremiere Proという専用ソフトのライセンス購入が必要となります。
動画編集者はパソコンも、通常のビジネス用途以上の性能が必要です。

パソコンとネット環境は、既に揃っている方も多いはず。
「試しにやってみよう」で、お金をかけずに始められるのもWebライターの特徴です。

3.副業としてやりやすい(いつどこでもOK)

 Webライターエンジニア動画編集者デザイナー
副業がしやすい
(いつでもできる)
(どこでもできる)


副業として相性がいいのも、Webライターの特徴です。
期日までに記事を納品さえすれば、いつ・どこでやろうと自由

  • 会社に行く前の朝の時間
  • 通勤電車の中
  • 待ち合わせまでのスキマ時間

など、働きながらでも作業時間を確保しやすいでしょう。

一方エンジニアの場合、実は時間・場所を指定される案件がほとんどです。
以下、エンジニア向けのエージェント(案件を紹介してくれるサービス)ごとに、案件数とリモート可・週2〜3可の案件の比率を一覧にした表です。

エージェント名案件数(件)リモート可(件)(リモート可の比率)週2~3可(件)(週2~2可の比率)
レバテックフリーランス106001301.23%2202.08%
ITプロパートナーズ270090033.33%150014.15%
クラウドテック5000115023.00%8007.55%
MidWorks1200?
PR-BANK900707.78%30.03%
(全体)20400225011.03%252312.37%

(2020/10/17時点)

リモート可の案件は全体の11.03%、週2〜3可の案件も全体の12.37%しかありません。

私自身もWebライターを始める前はフリーランスエンジニアをやっていましたが、しばらくは9時~18時など、勤務時間の指定がある案件しかできませんでした。
会社員としてエンジニア歴7年、そこからさらにフリーランスとして2年。
2年かけてクライアントとの信頼関係を築き、かつ「子どもの面倒を見なければいけない」という家庭の事情付きでようやく「いつ・どこでやってもOK」の条件で作業できるようになりました。

動画編集者もいつ・どこでもできますが‥

  1. パソコンの性能が求められる
  2. 動画のやりとりに高速なネット環境が必要

上記を踏まえると、結局家でやるのが効率的だったりします。
(私も自分のオンライン講座の動画編集を自分でやっているので、実感しています)

Webライターは、ほとんどの案件がいつ・どこでも作業できるので、副業としてやりやすいと言えます。

[char no=”1″ char=”じゃぱそん”]
ちなみに「会社に行ってもいい」「9時~17時など、時間の縛りがあってもいい」のであれば、Webライターにも常駐や時給・日給の案件はあります。
ほとんどのWebライターがやりたがらないので、常駐や時給・日給の案件は、実は穴場です。

もし今あなたが既にフリーランスであったり、パートやアルバイトをしたりして、時間の融通が利くのであれば、チャンス。
早いタイミングでそのうちの一部の時間を、常駐系・時給系のWebライター案件に置き換えることをオススメします。
文字単価1円未満の案件以上の収入を得つつ、実務経験を積めます。
[/char]

 

4.勉強しないと稼げない

 Webライターエンジニア動画編集者デザイナー
勉強しなくても稼げる××××

Webライターに限らず、どの仕事であっても勉強してスキルを身につけなければ、フリーランスとして稼げません
勉強せずに稼ぎたいのであれば、以下2つの条件を満たす仕事をしましょう。

  1. 誰にでもできる(≒できる人が珍しくない)
  2. 時間を売る(時給・日給)

つまり、一般的なアルバイトです。

勉強したくないのであれば、フリーランスは向いていません
「フリーター」としてアルバイトで食いつなぐか、会社員として今の仕事を続けることをおすすめします。

5.月20万は達成しにくい

 Webライターエンジニア動画編集者デザイナー
月20万を達成しやすい

耳の痛い事実として知っておいて欲しいこと。
WEBライターは独立する難易度が高いです。
文章を書くこと自体は、特殊なスキルではないから。
クライアントから見て「これなら私にも書けそう」な文章なら、アルバイトと同じ程度しか稼げません。

プログラミング、動画編集、デザインは、文章を書くことと比べると、特殊なスキルです。
だから、できるだけでも稼げる。その代わり、できるようになるまでのハードルが高いのです。

「誰でも書けるから、Webライターは稼ぎやすい」とアピールしている講座もありますが、それはお小遣い稼ぎでの話。
誰にでも書けてしまうからこそ、独立できるくらいの金額を稼ぐには「この人にお願いしたい」と思われるスキルが必要となります。

身につけるべきは「必要な情報を・わかりやすく」書くスキル

クライアントから「あなたに書いて欲しい」と言われ、月20万以上を稼ぐために最初に身につけるべきスキル。

それは

  1. 必要な情報を
  2. わかりやすく

書くスキルです。

SEOライティングを学んでいけば、自然と身につきます。
この2つのスキルがあれば、検索上位が取れることはもちろん、取材記事やメルマガ執筆・セールスライティングなどの他の執筆も難なくこなせるはず。

それぞれ詳しく解説します。

1.必要な情報を見極める

Webライターとしてもっとも重要なスキルは「記事に書くべき情報を見極める」こと。
具体的には‥

  • 検索者は何を知りたいのか
  • 読者は何を知りたいのか
  • クライアントは何を伝えたいのか

などを適切に判断する技術です。
この「何を求めているのか」がズレると、手間暇かけて入手した貴重な情報を、どんなにわかりやすく書いても意味がありません。

例えば、あなたがサウナ施設「じゃぱサウナ」に行きたいとします。
道に迷ってしまい、通りすがりのおじいさんに尋ねました。

「じゃぱサウナってどう行けばいいかご存知ですか?」
白髪メガネのおじさんは答えました。

「サウナは流行っているけど、健康に良いかのエビデンスが揃ってないんだよ。
これはここだけの話なんだけど、知り合いの大学教授によるとね、実はサウナは身体に悪いかもしれないってデータが集まりつつあるらしいんだ。
でもそんなデータを広めたらサウナ施設は潰れちゃうよね。

それとね、じゃぱサウナ運営者のじゃぱそんさんだけど、実は最近、サウナに飽きちゃったらしいよ。
今はフットサルにはまってて、家でもうるさくない柔らかい4号球ボールをAmazonで購入したらしい。
ミニマリストだからものを増やすのに抵抗があったけど、2歳の息子と一緒に遊ぶようにもなるし!って自分に言い聞かせたんだって。
あ、あとじゃぱそんさんだけど実はね‥」

『早く道を教えてくれよ!』って突っ込みたくなりますよね。

相手が求めている情報でなければ、どんなに貴重な情報で、どれほどわかりやすかったとしても、価値はないのです。

この必要な情報を見極める技術は、SEOライティングを通じて身につきます。
特定のキーワードで検索した読者に対して、満足してもらえる記事を書く必要があるからです。

「じゃぱサウナ 道のり」で検索した人が知りたいのは、道のりであって「サウナの健康効果」でも「じゃぱそんの情報」でもないのは、想像がつくでしょう。

そこからさらに
「じゃぱサウナには子ども連れが多いから、車通りの少ない道がいいのでは…」
「道のりを知りたい人は、周辺にある施設も知りたいのでは‥」
とふかぼって記事を作っていくのが、SEOライティングです。

▶参考リンク:じゃぱ流SEOライティング1.課題設定(検索意図の調べ方)

2.わかりやすく伝える

次に身につけるべきスキルが「わかりやすく伝える」技術です。
先ほど道を尋ねた白髪メガネのおじさんが、ちゃんと道のりを教えてくれたとします。

あなた「じゃぱサウナまでの道を教えてください」

「わしからみて左の道を、お前さんから見て目の前の方向にまっすぐ進んで、家を数えて23件目、
あ、でもコンビニは数えないでね。を、今わしから見て右に曲がって。
わしの歩くペースで美川憲一の「さそり座の女」の1番をゆっくり歌い終わるくらい、あ、イントロも鼻歌で歌ってね、
で歩くと、目の前に見える自販機が2つ置いてある建物の2つ先の建物が、それじゃ。」

相手が知りたい情報であったとしても、わかりにくければ伝わりません
わかりやすく伝える技術を身につけるには、コツを知り、使いこなせるようになることです。

(わかりやすく書くためのコツの一例)

  • 結論を最初に
  • 結論→理由→具体例→結論の順で書く
  • 一つの文で伝えたいことは一つだけ
  • 一文を短く

あなたに覚えておいてほしいことは、わかりやすさは、2番目だということ。
そもそも相手が求めていない情報なら、伝える必要がないのです。

ライティングスキルを身につけるメリット

ライティングスキルは、Webライター以外にも役立ちます。

  1. 今の仕事に活かせる
  2. 日常生活に活かせる

Webライターをやってみて実際に稼げなかったとしても、費やしたお金・時間は自然と回収できるでしょう。
それぞれ解説します。

1.今の仕事に活かせる

まず本業に活かせます。
具体的なメリットは、大きく以下の3つ。

  1. 書類業務の質が上がる
  2. メールやチャットで伝えたいことを伝えられる
  3. プレゼン上手になる

日本では、読み書きこそ義務教育で習うものの、ライティングの正しい技術については大人になっても学びません
Webライターの勉強を通じて、何を・どう書くべきかがスキルとして身につきます。

1つめに、書類業務。
迷わず書けるようになり、上司からの一発OKも増えるので、今の2~3倍くらいのスピードで仕上がるようになります。

2つめに、メールやチャット。
「それってこういうことですか?」「どっちの意味ですか?」などと聞かれなくなり、余計なやりとりが減ります。

今は残業が当たり前になっていても、書類やテキストコミュニケーションの質が上がった結果、定時上がりを取り戻せるかも知れません。

最後に、プレゼン。
わかりやすく書く技術は、そのまま話し言葉に応用できます。
「今回お伝えしたいことは○○です。理由は~だからです。具体的な事例は‥」とPREP法に沿って資料を作るだけでも、効果大。

私もWebライターを始めてから、説明が明らかに上手くなりました。
講座を2000名以上に受講いただき、5段階中4.4の高評価をいただいているのも、ライティングで学んだことを話し言葉に応用したからです。

ライティングの技術は、文章作成やプレゼンに活かせます。

2.日常生活に活かせる

ライティングを学ぶことで、日々の生活が快適になります。
例えば

  • 説明書きを読むスピードが上がる
  • 店員さんなどへの質問で、知りたい情報をスムーズに聞ける
  • LINEの入力スピードが上がる

など。

私の場合、相手の説明がわかりにくかったとしても「それってこういうことだよね」と要約できるようになりました。

格安SIMの契約やマイナポイントの申請など、日常生活でも複雑な文章を読んで理解しなければならない場面はあります。
そんなときにも、説明文をサクッと理解できて、もし足りなければどんな質問をすればいいのかも、すぐわかるようになります。

プログラミングや動画編集は、ここまで直接的には日常生活で使うことはありません。
普通に暮らしていてソースコードを読んだり、実際に動画にテロップを入れたりする機会は、まずないですよね。

ライティングは、日々の生活の中に活かせる機会がたくさんあります。

低単価で疲弊しない!7つの注意点

Webライターは月20万を達成しにくいものの、やり方次第ではエンジニアや動画編集と同じく、稼げるようになります。
それは「この人にお願いしたい」と思われるような(クライアントから見たら特殊
な)ライティングスキルを身につけること。

ここでは最短で選ばれるライターになるために、私がWebライター開始時に実際に意識していたことを7つお伝えします。

  1. お金をかけて学ぶ
  2. いろいろなモノに手を出さない
  3. とにかく書く
  4. 日々文章を意識する
  5. インプットをやめない
  6. 1円未満の案件には手を出さない
  7. 質の高い文章を書くことだけに集中する

1つでも守らなかったなら、2ヶ月で文字単価2円を達成し、今日までWebライターとして食い続けることはできなかったでしょう。
それぞれ詳しく解説します。

1.お金をかけて学ぶ

お金をかけて学んでください。
あなたが最初にかけた費用は、必ず半年以内に回収できます。

ほとんどのWebライターが、学ぶことにお金をかけていません。
以下、ランサーズでWebライター200人を対象に行われたアンケートの結果です。

「Webライターとしてのスキルを伸ばすために、どのような学習をしていますか?(複数選択可)」
の質問に対し、お金をかけて学んでいる(「関連書籍を読んでいる」「セミナーや講座に参加している」と答えた)人は200人中24人。*
ほんの1割程度でした。

https://buildupp.net/webwriting/webwriter-researchより

お金をかけて学ぶだけで、少なくとも学習方法については上位1割に入れるということです。
最初に投資して、スタートダッシュを切りましょう。

*理論上の最大値。「関連書籍を読んでいる」「セミナーや講座に参加している」に重複してチェックした人がいないと仮定した場合の人数。

2.いろいろなモノに手を出さない

2つめに大切な注意点は、いろいろなモノに手を出さないことです。
講座を一つ買ったら、それだけに取り組んでください。
他のことをやる暇は、ありません。

どんな講座であっても、教えている内容をすべて実践できるようになるまで、4ヶ月以上はかかります。
すべて実践できる頃には、あなたのスキルは文字単価2円以上です。

3.とにかく書く

3つめは、とにかく書くということ。
少し思い出してみてください。

自転車にどうやって乗れるようになりましたか?

おそらく
「腰を曲げないで、視線は前を向いて‥」
「カーブの時は曲がりたい方の肘を引いて、角度は○○度で‥」
などの理屈を学んではいないし、

「7日間で誰でも乗れる!自転車の乗り方完全ガイド」
みたいなタイトルの本・講座を受講して、乗れるようになったわけではないでしょう。

乗って、こけて膝をすりむいて、それでも乗って‥を繰り返したはず。

文章も同じです。
書けるようになりたいなら、書く以外に方法はありません。
座学だけで、できた気にならないよう注意しましょう。

4.日々文章を意識する

日々、文章を意識しましょう。

パソコン、スマホからこの記事を読むのをやめて、身の周りの文章を探してみてください。
以外とあちこちに書かれていることに気づくはずです。

  • 駅までの道にあるお店の看板
  • いつも使っている商品の裏の注意書き
  • 通勤電車内の中吊り広告 
  • バラエティ番組のテロップ
  • Yahoo!ニュースの見出し
  • 上司からのメール
  • 会議資料や報告書
  • 友人からのLine

など、日頃から文章を観察するクセをつけましょう。

「誰に向けて書いているのだろう」
「よりわかりやすくするには‥」
等を意識して読むようにすれば、生活自体が学習教材です。

LINEの返信すらも、文章の練習になります。
できることから少しずつ、日常でトレーニングしていきましょう。

日々文章を意識するだけで、あなたのライティングスキルの成長スピードが、2倍、3倍になります。

5.インプットをやめない

インプットをやめないことも大切です。
ある程度慣れてきたら「ただ書くことを繰り返すだけ」になりがち。

書いたら毎回必ず見直して、改善点を見つけましょう。
定期的に講座を復習して、できてない箇所がないかを見直すことも効果的です。

書いているだけになったら、上達しません。

6.1円未満の案件には手を出さない

1円未満の案件には手を出さないことをオススメします。

理由は2つ。

  1. 1円未満で依頼してくるクライアントはやる気がないか素人
  2. 1円未満で稼ごうとするとスキルアップする時間がなくなる

一言で言えば、時間の無駄になります。

6-1.クライアントのやる気が無いか素人

まず、文字単価1円未満で依頼してくるクライアントは、やる気がないか素人です。

  1. 質の高い記事にはスキルが必要
  2. 0.○円などの低単価ではスキルのあるライターを雇えない

この事実を、Webメディアの運営に情熱のあるクライアントほど知っています。
0.1円や0.4円などで依頼してくるクライアントは、素人かやる気がありません。

そんなクライアントに質の高い記事を納品しても理解されないし、適切なフィードバックが返ってくることもまずないです。

6-2.スキルアップする暇がなくなる

1円未満の案件で稼ごうとすると、スキルアップに充てる時間がなくなります。
仮に0.5円の案件で1万円稼ごうとすると、20,000文字書かなければいけません。

今読んでいるこの記事が、約17,000文字なので、もうあと3,000文字です。
時給1,000円以上を維持したいなら、10時間でこの記事以上の文量を執筆する必要があります。
書くだけでいっぱいいっぱいになってしまうことが、想像できますでしょうか。(歴2年の私でも、10時間で20,000文字は厳しいです)
ただ書くだけでは、上達しません。上達しなければ、文字単価も上がりません。

稼ぎ始めるのは、文字単価1円以上のスキルを身につけ、実際に受注できるようになってから。
はじめの3~4ヶ月は収入のことは忘れて、地力をつけることだけを意識しましょう。

より詳しく聞きたい方は▼
【低単価からの脱出】1円未満の案件やるな!理由を現役講師が伝授します

7.文章力を高めることに集中する

最後の注意点は、文章力を高めることだけに集中すること。

ネット上には
「魅力的な提案文の書き方」
「高単価の案件を未経験でも受注する方法」
「単価交渉のスマートなやり方」
など、営業系のノウハウ情報が転がっています。

結論、一切手を出す必要はありません。
単価を上げるには、文章力を磨くこと。
少なくとも文字単価1円以上の案件を受注できるまでは、この1点だけに集中しましょう。

文章力とは

  1. 必要な情報を
  2. わかりやすく

書く技術。SEOライティングを学べば、文章力は自然と身につきます。

クライアントへの提案文も、突き詰めれば「必要な情報を」「わかりやすく書く」だけです。
読んだだけで実践できるようなノウハウに、価値はありません。

人生を変えるにはあなたが変わるしかない

私はかつて、転職後半年間で体調を崩し、逃げるように会社を辞めてフリーランスになりました。
当時はいつまた体調を崩すかわからず、メンタルも不安定だったので、時間的に拘束されやすいエンジニアのスキルだけでは不安を感じ、始めたのがWebライターです。

Webライターを始めてからはスキルアップに猛進したものの、会社を辞めてから今日まで、ずっと迷いなく順調だった訳ではありません。

会社を辞めてから約1年半ものあいだ‥

「このままじゃいけない」
「人生変えたい」

と思いつつ、何も変わらず、何もできずにいました。
当時流行っていた「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」に現実逃避する日々。

今思えば、ゼルダの世界を救っている場合ではなかった。
現実と向き合い、行動を変えなければ私の人生は変えられませんでした。

体調が戻りメンタルが落ちついてきたのもありますが、「人生を変えよう」と決意しWebライターを始めたその直後から、私は変わりました。

具体的には、すべてのSNSアプリを削除し、テレビを捨て、お酒をやめました。
土日という概念を捨て、エンジニアの仕事がない、寝食以外の起きている時間すべてをライティングに費したのです。

結果、人生が変わっていく音が聞こえました。

「人生を変えたい」と思いつつ、同じ毎日をただ過ごしてはいないでしょうか?
人生を変えるには、あなたが変わるしかありません。

ここまでお付き合いいただいたあなたが、これから収入の不安ゼロへの道を歩んでいけるよう応援しています。

私は今、仕事で十分な収入を得ながら、朝6時に散歩して、8時に息子を妻と2人で保育園に送り、12時過ぎに昼寝して13時前にジムに行っています。
18時にまた仕事帰りの妻と保育園で待ち合わせて、2人で迎えに行きます。
そのあとは、家族3人揃ってお風呂に入り、夕食を食べゆっくり過ごす。そんな日々です。

毎日朝日を見るだけで、家族三人で保育園への道を歩いているだけで、幸せを感じます。

会社を辞めてから2年以上、辞めた当時のことを何度も夢に見ました。
夜中に汗びっしょりで目覚め、その後不安で眠れなくなったことも、数え切れない程あります。

今はもう、うなされることはありません。
あの頃のおかげで今がある、と、黒歴史でしかなかった「半年間で会社を逃げるように辞めた」過去すら、肯定できるようになりました。

Webライティングの世界には、感謝しています。
だから、恩返しがしたい。

「人生を変えよう」と、Webライティングの世界に足を踏み入れようとしているあなたの、後押しがしたい。
そんなコンテンツを、作っています。

この記事もその一つです。
またお会いできることを、楽しみにしています。

今、この瞬間から、変わっていきましょう。

じゃぱそん

記事を書く楽しさを、再発見しませんか?【10日間プログラム】

「初じゃぱ(ういじゃぱ)」にて、10日間で1記事書いてみるプログラムを実施中です。
当記事を最後までご覧になられたあなたに、4日間の無料体験をプレゼントします。

(受講者の声)
きむらさん
「初心者の頃にこの講座を受けていたら、野生のライター(このワード好きです笑)としてもっと早く文字単価2円を達成できていただろうと思います。
この講座からスタートできる方がうらやましいです。」

Sさん
「無料でいいのか心配になるぐらい勉強になり、興味深い内容でした。
Webライターに興味があるものの、常々、検索した時に大量に出るスカスカのパクリ記事にはうんざりしており、Webゴミ作りがゴールになる仕事ならやめておこうと決めて講座を受講した経緯があります。
講座の中で何故ああいう記事が生まれるのか、どうすれば良質な記事を書けるのかを理解でき、さらに自分に足りないものも把握できました。ゴールはゴミではなかったので、個人的にかなり喜びました。
まだまだ消化し切れていない内容もあり、何とかモノにしたいと感じています。非常に充実した時間を頂いたと思いました。」

Yさん
「初受講した2022年大晦日から半年間、紆余曲折を経て、Webライティングの技術がフリーランスとして開業し、ネット集客をする上で必要不可欠であるという結論に辿り着きました。そして、改めて初じゃぱを受講し、じゃぱそんさんの教え方の分かりやすさ、惜しみない情報提供の素晴らしさを実感しました。 更に、「WantsとNeedsがある人にだけ受けてほしい」というお互いにとってWin-Winの関係構築のみならず、Webライティング業界の質の確保と向上という業界全体を視野に入れた視点が素晴らしいと感じました。」

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