記事タイトルには「答え」と「違い」を!迷わずに作るコツ

「記事タイトルを作るコツってあるの?」
「キーワードを入れれば、それでいいんだよね?」
「上位の記事を参考にしながら、なんとなく作っている」


地味で手を抜きがちだけど、重要な記事タイトル。
本文を書き終わった後に、適当に作ってはいないでしょうか。

この記事では

・記事タイトルの目的
・2つの必須要素
・3つの独自ルール

・5つの不都合な真実

を解説します。

結論として、キーワードは記事タイトルに必須ではありません
より重要なのは「答え」と「違い」。
この2つを盛り込めば、検索者の意図を満たし、検索結果内でもクリックされるタイトルができあがります。
キーワードを入れて体裁を整えるだけでは、他と差別化できず、損しているかも。

ぜひ最後までご覧ください。

  1. 記事タイトルの目的はクリックさせること
  2. 記事タイトルで伝えるべきは「答え」と「違い」
    1. 必須要素1.答え
      1. 1.詳細が知りたい人は続きを読んでくれる
      2. 2.読まれなくても良い行動データが貯まる
      3. もっとも知りたいことに答えるべし
    2. 必須要素2.違い
      1. 1.数字
      2. 2.リサーチのやり方・量
      3. 3.権威性
      4. 4.逆張り
      5. 5.煽り
  3. 記事タイトルの3つの独自ルール
    1. 1.目安は30文字
    2. 2.重要な単語は左側に
    3. 3.命令口調もOK、伝えることが最優先
  4. タイトルが適当だと読まれない5つの不都合な真実
    1. 1.同じようなタイトルなら上位の記事が開かれる
    2. 2.目を引くタイトルなら上位でなくても開かれる
    3. 3.信頼あるサイトならタイトル・順位に関係なく開かれる
    4. 4.書いた記事がいきなり上位に上がることはない
    5. 5.読んでもらえないと、行動データが集まらず上位を獲れない
    6. まとめ:適当な記事タイトルでは読んでもらえない
  5. 添削事例から学ぶ記事タイトルの付け方
    1. (事例1)「答え」が盛り込まれていない
      1. 1.答えをタイトル内に明記
      2. 2.「違い」を伝える要素を前半に
      3. 3.余計な要素を削除
    2. (事例2)「違い」が弱い
      1. 1.他の記事との違いは何か?を洗い出す
      2. 2.「違い」に優先順位を付ける
      3. 3.優先順位の高い「違い」を記事タイトルに盛り込む
  6. 記事を書く楽しさを、再発見しませんか?【10日間プログラム】

記事タイトルの目的はクリックさせること

あなたはGoogleで検索した後、記事タイトルから何を判断していますか?

(選択肢)

  1. 知りたい情報が書いてあるか?
  2. どの記事を開くか
  3. 信頼できるサイトか?


正解は、2。「どの記事を開くか」です。
「知りたい情報が書かれていそうか」「信頼できるサイトか」等をチェックした上で、最終的にはどの記事を開くかを判断しています。

つまり記事タイトルの目的は、クリック(タップ)させて記事を開いてもらうことです。

ポイントは、開く時点では読むかどうかまでは決めていないこと。
記事を開いた後で「ちょっと違うな」とすぐに検索結果に戻った経験が、あなたにもあるはずです。

まずはとにかく記事をクリックしてもらうこと。
これが記事タイトルの役割であることを、おさえましょう。

記事タイトルで伝えるべきは「答え」と「違い」

ここまでで、記事タイトルの重要性は伝わりましたでしょうか。
次に気になるのは「どうすれば魅力的なタイトルにできるのか」ですよね。

魅力的なタイトルにするには、以下の2つを入れることです。

  1. 答え
  2. 違い

それぞれ詳しく解説します。

必須要素1.答え

記事タイトルの必須要素1つめは、答えです。
答えを盛り込めば、5つの不都合な真実のうち、4つ(青字部分)をカバーできます。


具体的には、記事が読まれやすくなり、記事を読まれなかったとしても上位を狙いやすくなります。
実際に検索した場面をイメージしながら、理解していきましょう。

スーパーにローリエを買いに行ったら、似たような見た目のローレルしか置いていません。
あなたは、スマホで「ローリエ ローレル 違い」で検索してみました。

1ページ目の検索結果です。

あなたは「早く答えを教えてくれー!!」と、少しイライラし始めています。
2ページ目を開きました。

3番目の記事「ローリエとローレルは同じ!」を読んで、「一緒か、OK!」とローレルを買い物カゴに入れました。

めでたし、めでたし。

・・・

・・・

「いやいや、じゃぱそんさん!タイトルで答えを伝えちゃったら、肝心の記事を読んでもらえないじゃないですか!」
のツッコミに、回答します。

結論、大丈夫です。
まず、詳細を知りたい人は記事を読みます。
読まなかったとしても、記事には良い行動データが貯まり、上位に上がりやすくなるのです。
それぞれ簡単に解説します。

1.詳細が知りたい人は続きを読んでくれる

まず、詳細が知りたい人は、ほぼ間違いなく「記事タイトルで答えを教えてくれた」記事を開きます。
先ほどの場面を思い出してください

記事タイトルだけでは納得できなかった場合、どの記事を読みたいですか?
きっと、答えを教えてくれた「ローリエとローレルは同じ!」の記事であるはず。
もったいぶっている他の記事よりも、早く疑問を解決してくれそうだからです。

2.読まれなくても良い行動データが貯まる

そして記事タイトルだけで満足して、記事を読まれなかった場合であっても、問題はありません。
良い行動データが貯まるから。


以下、2つのパターンで説明します。

1)タイトルで答えている記事がない
2)答えている記事がある

1)タイトルで答えている記事がない場合

検索結果だけでは答えがわからない場合、上位から順番にクリックされます。

2)答えている記事がある場合

検索結果だけで「ローリエとローレルは同じもの」であるとわかった場合、どうしますか?

ブラウザを閉じるのではないでしょうか。

つまり、「ローリエとローレルは同じ!」と答えが書いてる記事が検索結果にあるだけで、ユーザーの行動が変わるのです。
これをGoogleは見逃しません。

具体的には「ローリエとローレルは同じ!~の記事は、タイトルだけで悩みを解決している」と判断します。
(正確には、そう判断できる行動データが貯まります)

記事タイトルに答えを含むことで、記事が読まれやすくなり、読まれなかったとしても上位を狙いやすくなるのです。

もっとも知りたいことに答えるべし

「答えを伝えるべきなのはわかった。‥で、何に対する答えを書けば良いの?」
タイトルで伝えるべきは、検索者がもっとも知りたい(であろう)ことへの答えです。

検索者がもっとも一番知りたいことを、タイトルで伝えましょう。

キーワード知りたいこと記事タイトル(案)
Webライター WordWebライターにWordは必要?初心者WebライターこそWord必須!現役の講師が解説します
ローリエ ローレル 違いローリエとローレルの違いは何?ローリエとローレルは同じ!上手な使い方を管理栄養士が‥
仕事 つまらない仕事がつまらないのは当たり前?仕事がつまらないのは当たり前!転職以外の選択肢

なお検索キーワードを無理にタイトルに入れる必要はありません
検索者が知りたいことに答えれば、キーワードは自然と入るからです。
仮に入らなかったとしても、検索者の意図を満たしていれば、対象のキーワードでしっかり上位表示されます。

必須要素2.違い

他の記事との違いも、タイトルで伝えましょう。
上位でなかったとしても、読んでもらいやすくなります。

もっとも重要なポイントは、検索結果上位の記事タイトルを見ること。
他の記事のタイトルを見なければ、何が違いとして伝えられるのか、判断できません。
実際に検索して上位のタイトルをチェックした上で、その中に並んでも選んでもらえるタイトルをつけましょう。

違いをつたえる要素は、5つです。
1.数字
2.リサーチのやり方・量
3.権威性
4.逆張り
5.煽り


特に1~3が重要です。順に簡単に解説します。

1.数字

数字は威力抜群です。
上記の並びの場合、他が「月5万」「月3万」「時給80円」であるのに対し、「毎月30万」が際立っています。
「この記事は小遣い程度ではなく、生活できるくらいがっつり稼ぎたい人向けです!!」と、暗に違いを伝えることにもなるのです。

2.リサーチのやり方・量

リサーチのやり方・量をタイトルに入れるのも効果的です。
以下の検索結果を見てみてください。

「現役100人に聞いてわかった」の部分が

  • 膨大なリサーチ量(100人)
  • 他とは違うやり方(現役に直接聞いた)

の2つの違いを伝えています。


私なら、例え1位の記事を開いて満足したとしても、100人の調査結果が気になるので、記事を開きます。

3.権威性

執筆者や監修者の名前・地位・肩書きで他の記事よりも権威性を出せるなら、タイトルに入れましょう。

例えば、じゃぱそんが有名なWebライターであれば、シンプルに「じゃぱそん直伝」と入れるだけで効果があります。


名前の他にも‥

  • 資格(税理士、管理栄養士など)
  • 立場(Webライタースクール講師、現役プロランナーなど)

等で権威性を出すことができます。

4.逆張り

以降は、テクニック的です。
一応こういう手もある、程度におさえておきましょう。
他の記事のタイトルと逆のことを言えば、単純に目立ちます。


例えば、他の記事が始め方をストレートに書いているのに対し「いきなり始めない」と書く、など。

ただし、中身が伴っていることは大前提です。
「他の記事は○と書いているけど、私の意見では×なんだよな」と、伝えたいことが、他の記事とはそもそも異なっている場合にだけ、活用しましょう。
逆張りするために意見を変えては、本末転倒です。

(逆張りの実例)
「Webライター Word」のキーワードでは、他の記事が「不要」であったのに対し「必須!」と真逆のことを主張し、検索1位を獲得しました。



記事タイトル「【徹底比較】初心者WebライターこそWord必須!現役の講師が解説します」
リサーチのやり方、権威性、逆張り、煽り(このあとに解説します)の4つを活用しています。

5.煽り

やりすぎ注意ですが、煽りは上手く使えば効果は絶大です。
「知らないと危険!」
「それ、ムダです」
「要注意!」
など、不安や不快を煽ります。

生物が行動を起こす要因は2つしかありません。

  1. 不快を避ける
  2. 快感を求める

1「不快を避ける」に訴求するのが、煽りです。

もちろん、内容とリンクしていることが大前提。
「知らないと危険」と入っているタイトルであれば、どう危険なのか、どうすれば安全なのかが本文に書いてあるべきです。
また上位記事に煽っている記事が1つでもある場合、効果は半減します。
使いどころを間違えないよう、適度に煽りましょう。

記事タイトルの3つの独自ルール

最後に記事タイトルならではのルールをお伝えします。
本文や見出しでNGとされていることであっても、記事タイトルでは積極的に活用すべきルールがあります。

1.目安は30文字
2.重要な単語は左側に
3.命令口調OK、伝えることが最優先

それぞれ解説します。

1.目安は30文字

まず、文字数の目安は30文字です。
30文字で答えと違いが伝わるように書きましょう。
「目安」という曖昧な言い方をしているのは、Googleが頻繁に検索結果に表示する文字数を変えているからです。


例えば、現在はPC上の表示文字数は29文字ですが、2020年秋頃までは32文字でした。

表示文字数が変わる度に、すべての記事タイトルを修正するのは、面倒ですよね。
はじめから変更されることを考慮して、およそ30文字程度で伝わるようにタイトルを付けましょう。

超えた分は「…」に置き換わりますが、途切れていても伝わるなら、それでOKです。
「あと2文字削らなきゃ‥」など、ムダに30文字以内にこだわらないようにしましょう。

2.重要な単語は左側に

重要な単語を左側に置きましょう。
記事タイトルの表示文字数が短くなったとしても、伝えたいことが伝わりやすいからです。


以下、およそ30文字表示している記事タイトルの例です。

Webライターの始め方!在宅で毎月30万稼ぐ主婦がすべて…
ローリエとローレルは同じもの!管理栄養士が活用方法を…
初心者WebライターこそWord必須!現役講師が3つの理由を…


仮に5文字程度、表示が短くなったとしても、大事なことがきちんと伝わります。
重要なキーワードを左側に置いているからです。
(「Webライターの始め方」「ローリエとローレルは同じもの」「Word必須」「毎月30万」「管理栄養士」「現役講師」など)

Webライターの始め方!在宅で毎月30万稼ぐ…
ローリエとローレルは同じもの!管理栄養士…
初心者WebライターこそWord必須!現役講師…


以下、左側に重要な単語を置かなかった場合です。
違いも答えも、伝わらなくなっています。

【すべて暴露】Webライターの始め方!在宅…
管理栄養士が教える!ローリエとローレルは…
現役講師による3つの理由:初心者Webライタ…


優先度の高い情報ほど、左側に置きましょう。

3.命令口調もOK、伝えることが最優先

命令口調や!、【】など、本文ではNGとなっている表現は、記事タイトルではむしろ積極的に活用しましょう。
より短く伝えることが最優先だからです。

本文内でのNG表現具体例
命令口調べし・すべき・しろ
砕けた表現
強調記号【】《》


例えば、「買え!」という命令口調。
使わないと「買うと良いでしょう」「買うことをおすすめします」など、記事タイトルでは致命的なほど長くなります。

(命令口調を使った場合)

初心者WebライターこそWord買え!現役講師が3つの理由を…

(命令口調を使わなかった場合)

初心者WebライターこそWordを買うと良いでしょう。現役…



記事タイトルで細かいルールにこだわっていては、大事なことが伝えられなくなるのです。

もっと細かく言えば、記事タイトルは「読まれる」のではなく「見られる」ものです。
命令口調に対して、「なんか偉そうだな」と思うほど、しっかりは読みません。

検索者は記事タイトルから、気になる単語を拾っているだけ。
例えば、画像のような検索結果があったとします。

この場合、脳内で処理されるイメージは、文章ではなく単語レベルです。

だから細かい日本語やルールは、二の次で大丈夫。

ラブレターの場合、封筒に「これはラブレターです」と書いてあるより、ハートマークのシールが貼ってあった方が、わかりやすいですよね。
記事タイトルでも、この「ぱっと見のわかりやすさ」を意識しましょう。

タイトルが適当だと読まれない5つの不都合な真実

記事タイトルが適当だと、どんなに良い記事でも読んでもらえません。
裏付けとして、5つの事実をお伝えします。

1.同じようなタイトルなら上位の記事が開かれる
2.目を引くタイトルなら上位でなくても開かれる
3.信頼あるサイトならタイトル・順位に関係なく開かれる
4.書いた記事がいきなり上位に上がることはない
5.読んでもらえないと、行動データが集まらず上位を獲れない

それぞれ解説します。

1.同じようなタイトルなら上位の記事が開かれる

あなたが「Webライター 始め方」で検索した場面を想定してください。


検索結果が以下だった場合、どの記事をクリックするでしょうか?

おそらく、1位か2位の記事が気になったのではないでしょうか。

これが、不都合な真実1です。
同じようなタイトルなら、上位の記事が開かれます。

データでも示されており、1位の記事がクリックされる可能性は28.5%、2位なら15.7%です。*
4位になっただけで、8%にまで落ちます。1位の1/3以下です。

タイトルで惹き付けられなければ、この確率は覆せず、シンプルに上位記事がまず開かれます。

*Sistrix社のデータより

2.目を引くタイトルなら上位でなくても開かれる

続いて、先ほどとは異なる以下の並びの場合。
どの記事をクリックしますか?

3位の記事を、開きたくなったのではないでしょうか。
具体的には、「在宅」「毎月30万稼ぐ」「主婦」などのキーワードが気になったはず。

このように、目を引くタイトルなら上位でなくても開かれるのです。

3.信頼あるサイトならタイトル・順位に関係なく開かれる

今度は「トマト 保存方法」で検索した場面をイメージしてください。

検索結果は、以下の通り。
どれを開きますか?

上から3番目の「カゴメ」の記事ですよね。
不都合な事実3は、信頼あるサイトならタイトル・順位に関係なく開かれることです。

4.書いた記事がいきなり上位に上がることはない

シンプルに、書いた記事がいきなり上位に上がることはありません。
カゴメがトマトの記事を書こうと、じゃぱそんがWebライティングの記事を書こうと、です。
はじめから検索上位に表示されることはなく、70位→56位→37位→15位→6位‥のように、少しづつ順位が上がっていきます。

どんな記事であっても、他の記事より順位が低く、クリックされにくい時期があるのです。

5.読んでもらえないと、行動データが集まらず上位を獲れない

Googleは、主に、読者の行動データを元に順位を決めています。
単純に言えば1位の記事は、他の記事よりも良い行動データが貯まっている記事です。

当然ですが読んでもらえなければ、行動データが集まりません。
行動データが集まらなければ、良い記事なのかをGoogleが判断できず、上位も獲れないのです。

まとめ:適当な記事タイトルでは読んでもらえない

以上、5つの事実をお伝えしました。

1.同じようなタイトルなら上位の記事が開かれる
2.目を引くタイトルなら上位でなくても開かれる
3.信頼あるサイトならタイトル・順位に関係なく開かれる
4.書いた記事がいきなり上位に上がることはない
5.読んでもらえないと、行動データが集まらず上位を獲れない


おさらいすると‥

どんな記事でも、下位の時期がある。

通常、上位の記事ほどクリックされやすい

下位では、魅力的なタイトル、もしくは信頼あるサイトでなければクリックされにくい

クリックされて読んでもらえなければ、行動データは集まらず上位に上がることはない

つまり適当なタイトルでは読んでもらえず、上位表示されにくいということです。

添削事例から学ぶ記事タイトルの付け方

ここでは、株式じゃぱそんが運営しているWebライター講座「ライじゃぱ」にて、受講生が実際に作成した記事タイトルと添削例を紹介します。

(受講生が作成した記事タイトル)

初心者必見!現役占い師が伝えるタロットの始め方ーまずは何から?

【まずはこの5種類】好みのビールを見つける〇ステップ

(事例1)「答え」が盛り込まれていない

まずは、答えが記事タイトル内に盛り込まれていなかった事例です。

初心者必見!現役占い師が伝えるタロットの始め方ーまずは何から?

以下のように修正案を出しました。

現役占い師伝授!タロットの始め方ーまずはウェイト版から

何を、なぜ修正したのか、部分ごとに解説します。

1.答えをタイトル内に明記
2.違いを伝える要素を前半に
3.余計な要素を削除

1.答えをタイトル内に明記

初心者必見!現役占い師が伝えるタロットの始め方ーまずは何から?

現役占い師伝授!タロットの始め方ーまずはウェイト版から

一番知りたいであろう答えを、記事タイトル内に盛り込みました。
今回、「タロット 始め方」の検索者が最も知りたいことは、「何から始めればいいのか?」です。(最初のステップ課題設定にて定義済)

記事内での回答は、「基本となるウェイト版から始めましょう」。
*ウェイト版とは、何種類かあるタロットのうち、最も基本的なものです。

記事タイトルだけ見て伝わるよう、「まずは何から?」と「まずはウェイト版から」に修正しました。

2.「違い」を伝える要素を前半に

初心者必見!現役占い師が伝えるタロットの始め方ーまずは何から?

現役占い師伝授!タロットの始め方ーまずはウェイト版から

原則として、重要な要素ほど先に伝えるべきです。
文章は左から右に読まれるので、重要な要素を左に集めると、大事なことがより伝わりやすくなります。

今回、上位記事との一番の違いは「現役占い師」が書いていることです。

「現役占い師が伝える」を、タイトルの一番左に移動しました。
ついでに「伝える」を「伝授」にして、一文字短縮しています。

3.余計な要素を削除

初心者必見!現役占い師が伝えるタロットの始め方ーまずは何から?

現役占い師伝授!タロットの始め方ーまずはウェイト版から

記事タイトルは、30文字前後と限られた文字数の中で情報を伝える必要があります。
すべての文字・単語に、意図が込められていないと、もったいないです。

今回無駄と判断し削除したのは「初心者必見!」という単語です。

「タロット 始め方」で検索する人は、間違いなくタロット初心者。(課題設定にて定義済)
タイトル上であえて「初心者必見!」と入れる必要性がありません。

また、上位記事の記事タイトルほとんどに「初心者」のワードが入っていました。
この並びに「初心者必見!」の文字は、目立ちません。

(事例2)「違い」が弱い

続いて他の記事との「違い」が弱い事例です。

【まずはこの5種類】好みのビールを見つける〇ステップ

(修正案)

すぐ買える5種類のビールで実践!好みの見つけ方【実体験】

今回は「どのような手順で修正したのか」を中心に解説します。

  1. 他の記事との違いは何か?を洗い出す
  2. 「違い」に優先順位を付ける
  3. 優先順位の高い「違い」を記事タイトルに盛り込む

1.他の記事との違いは何か?を洗い出す

まず記事タイトルを見たときに感じたのは「弱い」でした。
元々のタイトルで伝えている、他の記事との違いは何でしょうか?
ヒントは、伝えている違いは2つです。

【まずはこの5種類】好みのビールを見つける〇ステップ

(参考)上位記事

1.ビールを5種類だけに絞っていること
2.好みのビールの見つけ方を手順化していること

この受講生が書こうとしている記事には、他にも魅力的な「他の記事との違い」がありました。

具体的には、以下2点です。

  • ネットで手軽に買えるビールだけに絞っていること
  • 実体験を元にしていること

2.「違い」に優先順位を付ける

1で洗い出した「他の記事との違い」は以下4つです。

  • ビールを5種類だけに絞っていること
  • 好みのビールの見つけ方を手順化していること
  • ネットで手軽に買えるビールだけに絞っていること
  • 実体験を元にしていること

競合記事の並びも踏まえ、以下のように優先順位を付けました。
順位が高いものほど、伝えるべき内容です。

  1. ネットで手軽に買えるビールだけに絞っていること
  2. 5種類に絞っていること
  3. 実体験を元にしていること
  4. 好みのビールの見つけ方を手順化していること

3.優先順位の高い「違い」を記事タイトルに盛り込む

2の優先順位が上位の「違い」から、タイトルに盛り込んで行きました。

すぐ買える5種類のビールで実践!好みの見つけ方【実体験】


()の番号が、優先順位です。

(1)すぐ買える(2)5種類のビールで実践!好みの見つけ方(3)【実体験】

「○ステップ」は、まだステップ数が確定していないこともあり、入れなくてもよい要素と判断し削除しています。
ただ、伝えるべき違いがタイトル内に盛り込まれていれば、「○ステップ」を入れるか入れないかはもはや好みの問題です。

(○ステップもタイトルに盛り込んだ例)

すぐ買える5種類のビールで実践!好みの見つけ方○ステップ【実体験】

実体験であることを際立たせたければ、「○ステップ」はないほうがよいでしょう。

記事を書く楽しさを、再発見しませんか?【10日間プログラム】

「初じゃぱ(ういじゃぱ)」にて、10日間で1記事書いてみるプログラムを実施中です。
当記事を最後までご覧になられたあなたに、4日間の無料体験をプレゼントします。

(受講者の声)
きむらさん
「初心者の頃にこの講座を受けていたら、野生のライター(このワード好きです笑)としてもっと早く文字単価2円を達成できていただろうと思います。
この講座からスタートできる方がうらやましいです。」

Sさん
「無料でいいのか心配になるぐらい勉強になり、興味深い内容でした。
Webライターに興味があるものの、常々、検索した時に大量に出るスカスカのパクリ記事にはうんざりしており、Webゴミ作りがゴールになる仕事ならやめておこうと決めて講座を受講した経緯があります。
講座の中で何故ああいう記事が生まれるのか、どうすれば良質な記事を書けるのかを理解でき、さらに自分に足りないものも把握できました。ゴールはゴミではなかったので、個人的にかなり喜びました。
まだまだ消化し切れていない内容もあり、何とかモノにしたいと感じています。非常に充実した時間を頂いたと思いました。」

Yさん
「初受講した2022年大晦日から半年間、紆余曲折を経て、Webライティングの技術がフリーランスとして開業し、ネット集客をする上で必要不可欠であるという結論に辿り着きました。そして、改めて初じゃぱを受講し、じゃぱそんさんの教え方の分かりやすさ、惜しみない情報提供の素晴らしさを実感しました。 更に、「WantsとNeedsがある人にだけ受けてほしい」というお互いにとってWin-Winの関係構築のみならず、Webライティング業界の質の確保と向上という業界全体を視野に入れた視点が素晴らしいと感じました。」

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