「どうもPREP法が苦手‥」
「毎回Eに何を書けば良いのか悩む」
「PREPになってない、とクライアントからよく指摘をもらう」
論理的に伝えるための話の構成方法、PREP法。
Webライターであれば、一度は耳にしたことがあるはずです。
さらっと説明を読んで分かった気になるものの、いざ書こうとすると筆が止まってしまう‥なんて悩んではいないでしょうか。
今回はじゃぱ流PREP法についてお伝えします。
PREP法に苦手意識がある方はもちろん「そんなのもうマスターしているよ」って方にも参考になるはずです。
PREP法とは(ざっくり)
PREP(プレップ)法とは説得力を持って伝えるための話の構成法です。
Point
Reason
Example
Point
の頭文字をとってPREP法と呼ばれています。
<例>
(P:結論)
わたしはスイカが嫌いです
(R:理由)
種をとるのがめんどくさいから
(E:具体例/事例/証拠)
実際めんどくさくて、少しの種なら、飲み込んでしまいます。
基本的に自分でスイカを買うことはありません。
(P:まとめ)
わたしにスイカをいただける際は、種なしでお願いします
このようにPREP(結論→理由→例→まとめ)の順で話を構成すると、伝わりやすい文章が作りやすくなります。
<その他の例>
PREPで重要なポイントは『EがRの裏付けになっているか』
PREPでつまずきやすいポイントを1つ紹介します。
それは、例(E)は理由(R)の裏付けになっているか?です。
<NG例>
(P:結論)
わたしはスイカが嫌いです
(R:理由)
種をとるのがめんどくさいから
(E:具体例/事例/証拠)
そもそもスイカの味が好きではありません。
海でスイカ割りしたあとも、一切食べていません。
(P:まとめ)
わたしにスイカをいただける際は、種なしでお願いします
今回の例で言えば、Eには「種をとるのがめんどくさい」についての裏付けが書いてあるべきです。ところが、関係ないことが書かれてしまっています。
Rの裏付けにならないのであれば、Eを書く意味がありません。
これまで100本以上の記事を添削してきましたが、文字単価2円以上のライターであっても、Eを正しく使えていないケースが頻繁にありました。
じゃぱ流PREP(Rは一言理由、Eは詳細理由)
例(E)を確実に理由(R)の裏付けにする方法があります。
それがじゃぱ流PREPです。
1.Point
2.point of Reason(理由を一言で言うと)
3.Exact reason(理由は正確には…)
4.Point
Rは理由ではなく「理由の要点」、Eは「例」ではなく「理由の詳細」としています。
<例)>
(P)
私はスイカが嫌いです
(R:理由を一言で言うと)
種を取るのがめんどうくさいから
(E:理由を詳細に言うと)
まず、スイカは種が大量です。
ブランドスイカ専門店「あまいスイカ」のサイトによれば、一般的なサイズ(約6キロ)のスイカに含まれる種は、約400〜600粒ほどだそうです。一方でりんごは10~20粒。
つまりスイカの種の量は、りんごの約30倍です。
次に、種がランダムに散らばっています。
りんごもぶどうもメロンも、種は決まって中央にあります。
種がランダムに散らばっている果物は、スイカくらいではないでしょうか。
つまりスイカは、数え切れないほど大量の種が、360度あらゆるところに散らばっています。
常に種の存在を気にしながら食べなければいけません。
実際、私はめんどくさくて、少しの種なら、飲み込んでしまいます。基本的に自分でスイカを買うことはありません。
種を取るのがおっくうすぎて、スイカにテンションが上がっている周りに合わせるのが正直しんどいです。
(P:まとめ)
スイカをいただける際は、種なしでお願いします。
この「一言で言うと」「詳細に言うと」を文頭につければ、RとEは間違いなく関連が深いものになります。
ぜひ次の書く記事で実践してみてください🙇
以上、「PREP法のEはExampleではない?じゃぱ流を伝授」でした。
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