課題設定が終わったら、ステップ2は答え探しです。
上位記事を参考にする前に、本や動画から事前インプットを行い、あなたからの答えを作ります。
- 答え探しで身につけるべき知識レベル
- 上位記事から答えを探さない理由
- 知識のインプット方法
を解説します。
目指すは「受講生の質問に答えられる知識量」
答え探しを通じて、「キーワードについて受講生からの質問に自信を持って答えられるレベル」の知識を身につけましょう。
例えば「仕事 つまらない」のキーワードであれば‥
あなたは「仕事がつまらない方向け研修」の講師です。
受講生から、以下の質問がきたとします。(質問は、課題設定で作成した問いそのものです)
「仕事つまらないのって当たり前ですか?」
「仕事がつまらないんですが、どうすればいいですか?」
これらの質問に、「仕事がつまらない」専門家として答えられること。
これが、答え探しを通じて目指す姿です。
上位記事から答えを探さない理由
ここまで読んで「上位記事から答えを探した方が効率的なのでは?」と考えた方もいるでしょう。
結論、絶対に上位記事から答えを探してはいけません。
理由は2つ。
上位記事から答えを得て書かれた記事は‥
- 検索者の役に立たない
- Googleにとっても価値がない
つまり、書いたところでクライアントとあなたの自己満足に終わるだけです。
それぞれ簡単に解説します。
1.検索者に役に立たない
まず、上位記事から答えを得た記事は、検索者の悩みの解決に役立ちません。
あなたが実際に「仕事がつまらなくて悩んでいる」状況だとして、想像してみてください。
上位記事を見ないと、あなたからの悩みに答えられない人が書いている記事を、読みたいと思うでしょうか?
取ってつけたような知識しかない人よりも、そもそも詳しい人(仕事がつまらない状況から脱出したことのある人、人材コンサルタントなど)から情報を得たいと考えるはずです。
2.Googleにとっても価値がない
上位記事から答えを得た記事は、Googleにとっても、上位に載せる価値はありません。
Googleが検索者に提供しているのは、検索結果です。上位記事から答えを得た記事は、既存の記事と似たような内容になりがち。
今すでに上位表示している記事と、同じようなことしか書かれていないのであれば‥
Googleからすれば、今まで検索者に貢献してきた記事を、そのまま検索結果として表示する方が合理的。あなたの記事を、わざわざ上位に載せる理由がないのです。
講師レベルの知識を得る5つのインプット方法
ここからは「上位記事を見ないと、どうインプットしたらいいのかわからない!」と頭を抱えている方に向けて、オススメのインプット方法をお伝えします。
安心してください。
現状のSEOでは、むしろ上位記事を使わないでインプットした方が、効率的に深い知識が得られます。
- 経験の棚卸し
- ロングセラー本(2冊以上)
- 漫画・映画・ドキュメンタリーいずれか
- 最新の雑誌
- 実際に体験
少し面倒くささを感じているかも知れません。
自身の知識を深めることが、質の高い記事を書くにはもっとも効率的です。
さらに、同じジャンルであれば、2記事目以降のインプットは省略可能。
グッと楽になります。
それぞれ順に解説します。
必須1.経験の棚卸し
まず、あなた自身に検索者の問いに関する経験があるのであれば整理して、アドバイスを書いてみましょう。
あなた自身の経験は、他の人には書けない貴重な情報です。
必ず最初に、棚卸しをしましょう。
このあとに行うインプットで、あなたの経験が「個人的なものなのか、一般的なものなのか」の裏付けも一緒に確認できるからです。
必須2.ロングセラー本(2冊以上)
最低限、ロングセラー本を2冊以上読みましょう。
専門家による本質的な知識をインプットできます。
なお、今売れている本を意味するベストセラーではなく、長期的に売れ続けているロングセラーがオススメです。
ベストセラー本は、単なる流行・巧みなマーケティング施策など、本の内容に関係ない要素が少なからず影響している可能性があります。
- Amazon売れ筋ランキングのレビュー数が多い&出版日が1~2年*以上前の本
- 小さい本屋に置かれている本(置く置かないがシビアなので良質である可能性大)
などから、キーワードに関連の深いロングセラー本を購入しましょう。
意見が偏るのを防ぐため、異なる著者で最低2冊以上、読むことをおすすめします。
*何年間からロングセラーと言えるかは、ジャンルによります。他の本と比べて、相対的にご判断ください。
必須3.漫画・映画・ドキュメンタリーいずれか
キーワードに関連した漫画・映画・ドキュメンタリーいずれかを観ましょう。
これは、検索者の気持ちを疑似体験するためです。
例えば、私がかつてお葬式関連の記事を書いた際。
気持ちを理解するために読んだのは「ある日突然オタクの夫が亡くなったら? 身近な人が亡くなった時にやるべきこと、起こること (LScomic)」という漫画です。
読んでいて悲しくてつらい気持ちになりましたが、これから書く記事はどういう人がどんな心境で読むことになるのか、よりリアルに想像できました。
結果、何をどう書くべきかがスムーズに考えられ、検索上位の獲得にも繋がりました。
YouTubeでも疑似体験できなくはないですが‥
漫画・映画・ドキュメンタリーの方が、正確な情報を得られます。
編集者・映画監督・専門家などたくさんの人が関わって品質を担保しているからです。詳しいだけでなく、感情に寄り添えなければ、悩みの解決はできません。
疑似体験して感情を理解しておくことは、見えない部分で執筆の支えになります。
無理に時間を作ってでも、疑似体験しておくことをオススメします。
できれば4.最新の雑誌
ここからはできればやってほしいインプットです。
最新の雑誌は、流行をおさえるのに役立ちます。
新しい情報は、それだけで価値が高いです。
また、紙媒体は「お金を払ってでも読みたい人」が対象なので、Web記事より文章全体の品質も高い傾向にあります。
できれば5.実際に体験
体験できることであれば、実際にやってみるのが理想です。
やってみて初めてわかることは多く、やらないと得られない情報は価値も高いです。
- 無料体験を受ける
- 体験イベントに参加する
- 実際にやってみる
できることからでかまいません。実際にやってみましょう。
それでも答えられない場合の追加インプット例
「講師レベルの知識を得る5つのインプット方法」を実践すれば、そのジャンルについては十分に詳しくなれるはず。
ただそれでも問いにズバリ答えられないことも多々あります。
その場合は、問いに関して、ピンポイントで追加でリサーチしましょう。
- YouTube
- Google検索
いずれも、問いを検索して、上位に出てきたコンテンツをチェックするだけです。
例)
・Webライターのパソコンの選び方は?
「Webライター パソコン 選び方」
・Webライターはパソコンがないとできない?
「Webライター パソコンなし」
・仕事がつまらない対策は?
「仕事 つまらない 対策」など。
答え探しのコツは、答えを探さないこと
最大のコツは、答えを探さないこと。
例えば、もしYouTube動画で信頼できる人が言っていたことを記事にそのまま書くのであれば、YouTube動画を見せた方が早いし説得力もあります。
そうではなく、一度自分の中に落とし込んで、いろいろインプットした内容を踏まえた上で「あなたからの答え」を伝えましょう。
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(受講者の声)
きむらさん
「初心者の頃にこの講座を受けていたら、野生のライター(このワード好きです笑)としてもっと早く文字単価2円を達成できていただろうと思います。
この講座からスタートできる方がうらやましいです。」
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「無料でいいのか心配になるぐらい勉強になり、興味深い内容でした。
Webライターに興味があるものの、常々、検索した時に大量に出るスカスカのパクリ記事にはうんざりしており、Webゴミ作りがゴールになる仕事ならやめておこうと決めて講座を受講した経緯があります。
講座の中で何故ああいう記事が生まれるのか、どうすれば良質な記事を書けるのかを理解でき、さらに自分に足りないものも把握できました。ゴールはゴミではなかったので、個人的にかなり喜びました。
まだまだ消化し切れていない内容もあり、何とかモノにしたいと感じています。非常に充実した時間を頂いたと思いました。」
Yさん
「初受講した2022年大晦日から半年間、紆余曲折を経て、Webライティングの技術がフリーランスとして開業し、ネット集客をする上で必要不可欠であるという結論に辿り着きました。そして、改めて初じゃぱを受講し、じゃぱそんさんの教え方の分かりやすさ、惜しみない情報提供の素晴らしさを実感しました。 更に、「WantsとNeedsがある人にだけ受けてほしい」というお互いにとってWin-Winの関係構築のみならず、Webライティング業界の質の確保と向上という業界全体を視野に入れた視点が素晴らしいと感じました。」
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