
「Webライターってストレスが溜まりそう…」
「仕事はやっぱりきつい?」
「どうやってストレス発散したらいい?」
Webライターの仕事はきつそうだし、ストレスでつぶれてしまいそう…と思っている方も多いのではないでしょうか。
たしかにストレスを感じるシーンは数多くあります。
しかしうまく付き合っていくことは可能です。
そこでこの記事では
- Webライターが感じやすいストレス
- おすすめの発散方法
- ストレスを溜めないための予防法
をご紹介します。
最後までお読みいただくことで、今日からストレスを減らせるかもしれません。
ぜひ最後までご覧ください。
Mariko
- 在宅Webデザイナー歴10年・Webライター歴2年
- 3ヶ月で単価2円の継続案件ゲット
- 半年後には単価3円にアップ!
Webライターが感じやすい9つのストレス
Webライターとして個人で活動していると、多くのストレスを感じます。
代表的なものを9つご紹介します。
- 仕事が多すぎて休めない
- 将来が不安
- 集中力が続かない
- 収入がなかなか上がらない
- 苦手なクライアントとのやりとりが負担
- 執筆に時間がかかる
- 孤独を感じてツライ
- 生活サイクルが整えられない
- 好きなことを書けない
順番に解説していきます。
1.仕事が多すぎて休めない
多くの仕事を抱えて、休む暇なく働きつづけると、心身ともに大きなストレスになります。
私も仕事を詰め込みすぎて、悪循環から抜け出せない時期がありました。
疲れが溜まり、休みたいのに寝る暇もなく夜中も作業。
そのため頭の回転が悪く、思ったように作業できずまたストレスが溜まり…
結局、仕事が落ち着いてから高熱を出して寝込むことがよくありました。
「断ってしまうと仕事がなくなるかも」という不安から、忙しいのに仕事を受けてしまう方も多いでしょう。
体を壊したり、納期に遅れてしまっては本末転倒。
時には仕事を断る勇気が必要です。
2.将来が不安
「いつ仕事がなくなるかわからない」という不安がずっと続きます。
- 来月仕事がなくなったらどうしよう
- お金がなくなったらどうしよう
- だれからも声をかけられなくなるかも…
根拠のない不安に押しつぶされそうになり、ストレスが積み重なってしまいます。
Webライターは自営業。
行動せずにただ不安に思っているだけでは、なにも解決しません。
常にスキルアップを続け、小さなことから行動していきましょう。
不安と対処法の例)
・仕事がなくなる不安への対処
→勉強し続けるのは必須。新しい場所や環境に営業しにいくのもおすすめ。
・お金がなくなる不安への対処
→まずは固定費の節約。「生活水準を下げれば生きていける」と考え方を変える。
3.集中力が続かない
リサーチ・執筆ともに、非常に集中力が必要な作業です。
「今日はどうしても集中できない!」というときはあります。
作業が進まず時間だけが経過。
進んでいないことがストレスになり、さらに集中力が落ちてしまうことも。
- しっかり睡眠をとる
- 他者からの邪魔が入らないような環境をつくる
- スマホは目に入らない場所に置く
自分に合った集中しやすい環境を整えましょう。
4.収入がなかなか上がらない
最初のうちは、なかなか単価があがりません。
低単価案件ばかりで疲弊してしまい「ずっとこのままなのかな…」とストレスに。
Webライターは簡単になれますが、稼ぎ続けるためには努力が必要です。
スキルアップしなければ収入は上がりません。
学びを止めず、継続していきましょう。
5.苦手なクライアントとのやりとりが負担
人と人の付き合いですので、コミュニケーションにストレスを感じることもあります。
- 相性が悪い
- 高圧的
- 当初の話と違ったことを要求してくる
- 添削がクライアントの気分次第で変わる
- なかなか返信をくれない
クライアントとのやりとりが負担になるものの、それでも仕事を断れずに続けている方も多いでしょう。
余計なことにエネルギーを使っていては、良い記事は書けません。
心身に悪影響が出る前に、仕事を断ることをおすすめします。
6.執筆に時間がかかる
最初のうちは執筆に時間がかかり、大きなストレスになります。
1記事に数日かかってしまったり、リサーチだけで丸1日使ったりすることも。
予定通りに執筆できず納期ギリギリ。
細部をチェックする余裕もなく記事の質を落としてしまい、またストレスに。
この悪循環から抜け出すためにも、時間がかかっている原因を把握しましょう。
【執筆に時間がかかる原因の例】
- リサーチ不足
- 構成がしっかりつくれていない
- 悩みながら書いている
- 最初から細部で悩んでいる
私は最初のうち、リサーチが圧倒的に足りていませんでした。
執筆しながら足りない情報をリサーチして、構成から変更することになってしまい白紙に戻すことも…。
4000文字の記事に5日かけていた時期もあり、自分の才能の無さに落ち込む日々でした。
まずは原因をチェックして、ひとつずつ改善していきましょう。
7.孤独を感じてツライ
Webライターは黙々と作業する仕事です。
誰かと気軽に雑談することもなく、丸一日しゃべらずに終わることもあります。
あっという間に孤独になってしまうので要注意。
ひとりで仕事に集中できることは大きなメリットです。
しかしだれとも交流しない期間が長くなると、デメリットもあります。
- ネガティブになってしまう
- 新しい情報が入らず時代の流れについていけない
- 偏った考え方になってしまう
孤独感がどうしてもツライときは、買い物に出たり散歩するだけでも和らぎます。
自分に合った気分転換の方法を見つけてください。
オンラインサロンなどのコミュニティに参加するのも効果的です。
8.生活サイクルが整えられない
「平日は朝から出社しなければならない」といった生活の縛りがありません。
- 夜中に作業して昼まで寝ている
- 食生活が乱れている
- 曜日感覚が狂ってしまいメリハリがない
健康的ではないとわかっていても、一度乱れた生活はなかなか整えられないものです。
生活にメリハリがないと、仕事にもルーズになってしまうことも。
生活改善にチャレンジするものの、3日坊主で元通り…。
「自制しなければ」という気持ちが、ますますストレスになってしまいます。
私の場合は子どもたちが学校に行っている平日の昼を抜くことが多く、食生活が乱れていました。
つい仕事に集中していて、気がついたら夕方。
「もう夕食の時間が近いから、昼食はなしでもいいか…。」という生活を数年続けていました。
そのせいなのか、いつも貧血や偏頭痛がひどく、イライラすることが多い生活に。
少しずつ食生活を整え、いまでは健康的な生活ができるようになりました。
乱れた生活のサイクルは、心身に悪影響を与えます。
小さなことから見直すことをおすすめします。
9.好きなことを書けない
クライアントの考え方やサービスの方針次第で、書くべき内容が異なります。
自分の思想と違っていても、求められたものを提供するのがWebライターです。
私も実際にあるサービスの記事を執筆する際、書きたいことが書けず非常に大きなストレスになりました。
「このサービスはユーザーにとってデメリットになる点がたくさんある」とわかってしまったんです。
しかしクライアントから求められているのは、そのサービスを使いたいと思わせる文章。
結局その記事は中途半端な文章しか書けず、大量の添削が入りました。
文章を書くことが好きな人ほど、思っていることをそのまま書けないことがストレスになるでしょう。
自分のブログなど、仕事以外の場所で自由に書いていきましょう。
おすすめのストレス発散方法
現役のWebライターがおすすめするストレス発散方法を5つご紹介します。
- 違う環境で作業をする
- 自分のブログで自由に書く
- 苦手なクライアントは勇気をもって関係を切る
- 単価の高い案件にチャレンジする
- ライター仲間と情報交換をする
順番に解説していきます。
1.違う環境で作業をする
普段と違う環境で気分転換をしましょう。
いつも同じ環境で作業をしていると、ストレスが溜まって行き詰まってしまうことも。
作業場所を変えてみたり、家の中でもひと工夫したりすると「少し特別」な気分になります。
【おすすめの作業場所】
- カフェ
- コワーキングスペース
- ホテル
- 公園
- 海辺
【自宅でひと工夫のおすすめ】
- 好きな音楽をかける
- アロマオイルを焚く
- ベランダに椅子を置いてリゾート気分で作業する
ネット環境さえあれば、どこでも作業場所になります。
スマホ経由でネット接続することもできますので、スマホとパソコンさえあればOK。
私はホテルのラウンジで作業することを自分へのご褒美にしています。
贅沢気分を味わいながらの仕事でテンションが上がり、とても効果的です。
自分に合った環境を見つけていきましょう。
2.自分のブログで自由に書く
自分のブログはなんでも試せる自由な場所。
自由に書けないストレスを発散させましょう。
ただしクライアントがブログを読んでいる可能性があります。
マナーやリテラシーに配慮する必要があるのは個人ブログも同じです。
誹謗中傷や仕事への愚痴など、書くべきではない内容を理解して書きましょう。
私の場合、自分のブログは「一緒に雑談しているような距離感」がテーマ。
そのため、あえて話し言葉を入れた文章で書いています。
案件ではなかなかできないことですので、私にとって大切な気分転換の場所です。
3.苦手なクライアントは勇気をもって関係を切る
お互いが気持ちよく仕事できないなら、勇気を持って仕事をお断りしましょう。
苦手な相手にストレスを抱えながらも、仕事を継続していませんか?
ライター側にも選ぶ権利はあります。
「仕事をもらっているから断れない」というイメージが強いかもしれません。
しかし実際にはストレスで疲弊していると、記事の品質にも悪影響を与えています。
「このクライアントと仕事を続けていくのはツラい」と感じたなら、無理をせずにお断りしましょう。
ただしクライアントへの早めの連絡が必須です。
月初に「今月いっぱいで終了とさせてください。」と伝えるなど、迷惑のかからないタイミングで伝えることをおすすめします。
自分で働きやすい状況を整えていきましょう。
4.単価の高い案件にチャレンジする
低単価案件ばかりで疲弊しているなら、単価の高い案件にチャレンジしてみるのもおすすめです。
質のいいフィードバックをくれるクライアントが多くなります。
きちんと対応してもらえると、自己肯定感が上がりやる気もアップ。
収入アップ・スキルアップにもつながりますので、ぜひチャレンジしてみましょう。
【チャレンジしやすい案件の例】
- 執筆経験の多いジャンル
- 得意分野
- 書いていて楽しいジャンル
「まだ自信がないし…」と思わず、行動してみてください。
チャレンジして採用されなくても、経験はムダになりません。
インプットと行動を繰り返し、チャレンジし続けていきましょう。
5.ライター仲間と情報交換をする
同じ状況の人と情報交換ができるように、仲間を見つけましょう。
オンラインで5分間会話するだけでスッキリすることもあります。
ただし、グチが多い人や集まりは要注意。
マイナスな気持ちに引っ張られ、ストレスになってしまいます。
SNSやコミュニティでたくさんのWebライターが見つかります。
まだ仲間がいないという方は、まずは検索してみましょう。
ストレスが溜まる前にやっておきたい予防方法
ストレスが溜まるまで我慢するのは負担が大きく非効率です。
生活の中で予防習慣をつけておきましょう。
- 最優先事項を確認する
- 小さなことから自己管理できるようにする
- なるべく契約書を交わす
- 学び続ける習慣をつける
- コミュニティに参加する
それぞれ簡単にご説明します。
1.最優先事項を確認する
自分にとっての最優先がなにか、再確認しましょう。
- 家族との時間を増やしたい
- 本業は続けたいからライターは副業で続けたい
- なるべく人と関わりたくない
- 〇〇までにとにかく稼ぎたい
目的によって働き方や守るべきものが異なります。
いまの自分にとって必要だとわかれば、ストレスに感じていたものへの捉え方が変わることも。
私が悩んでいたときの例)
ストレスの原因:いつも在宅作業で変わらない環境
優先事項:家族との時間を増やすこと
在宅に切り替えてから、外で働いていたときより家族の時間は圧倒的に増えました。
往復2時間の通勤時間も不要になり、時間の余裕も。
落ち着いて振り返ってみると「時間はできたのだから、自分で環境を工夫すればいいのか!」と考えられるようになりました。
そのときは、行き詰まったら近所のカフェで作業することにして解決。
いまでも自宅内の環境を工夫しています。
再確認すると、我慢する必要のないことも明確になります。
そうすれば自分の生活から切り離して、ストレスの原因を取り除けるかもしれません。
何を優先すべきか、定期的に棚卸ししてみるのがおすすめです。
2.小さなことから自己管理できるようにする
生活サイクルを整えようと思っても、一気に修正するのはむずかしいもの。
もなにからしたらいいのかわからない…という方も多いでしょう。
最初は小さなことから順番にひとつずつ、クリアしていくのがおすすめです。
例)
- 月曜日だけは必ず8時に起きる
- 1時間早く寝るようにする
- 日曜日は仕事をしない
- 一口だけでも朝食をとる
- 毎日1回スケジュールをタスクアプリに入力・確認する
習慣がついたら、次の目標を考えていきましょう。
・1時間早く寝るサイクルが身についた
→あと30分早めてみる
・朝から食べることが当たり前になった
→栄養バランスのいい朝食を考えてみる
・タスクアプリを開く習慣がついた
→余裕をもって仕事ができるスケジュールを検討してみる
「5時に起きる」「朝ご飯をきちんと食べる」など、いきなりゴールを目指すと挫折してしまうかもしれません。
まずは小さなことから達成していきましょう。
3.なるべく契約書を交わす
まだ信頼関係ができていないクライアントと仕事をする際には、なるべく契約書を交わしましょう。
口約束だけで進めるとトラブルになる場合があります。
トラブルになりやすい例
- 納期の急な変更
- 当初の予定にない作業量
- 無限に続く修正
- 支払いに応じてくれない
- 連絡が途絶える
契約書を交わすことを嫌がる場合は要注意です。
中には無茶ぶりを当たり前のようにしてくる、悪質なクライアントもいます。
契約書があってもトラブルになるケースもあるのですが、法的な予防線にはなります。
自分の身を守るためにも、できる限り契約書を交わしましょう。
4.学び続ける習慣をつける
Webライターは学び続ける仕事です。
常にスキルアップしておけば、チャンスを掴みやすく自信をもって記事を提供できます。
おすすめの勉強方法
- 本
- ネット記事
- 音声配信
- 動画配信
無料で学べるコンテンツはたくさんあります。
自分に合った勉強方法を見つけてください。
「ライターとして稼いだお金の10%は本や有料講座などの自己投資に充てる」と決めておくのもおすすめです。
5.コミュニティに参加する
気軽に相談できる仲間をつくっておきましょう。
フリーランスやWebライターの多いコミュニティに参加するのがおすすめです。
自分よりも経験豊富な人の話を聞いて学ぶこともできます。
まずは色々なコミュニティに参加してみて、自分に合っているか試してみてください。
ストレスとうまく付き合ってWebライター生活を楽しもう
完全にストレスフリーになるのはむずかしいですが、和らげることはできます。
Webライターは悪いことばかりではありません。
書いた文章によってだれかを幸せにできる、素晴らしい仕事です。
自分に合った発散方法をみつけてください。
ストレスとうまく付き合いながら、Webライター生活を楽しんでいきましょう!
おすすめ勉強方法はこちら!いますぐチャレンジしてみませんか?