
「Webライターってペンネームでもいいの?」
「実名じゃないと困ることってある?」
「身バレしたくない…」
実名を出すのは怖いけれど、ペンネームでもOKなのかわからず悩んでいませんか?
結論からいうと、Webライターはペンネームで問題ありません。
デメリットも理解した上での利用が大切です。
この記事では
- ペンネームを使うメリットとデメリット
- 注意点
を紹介します。
名前で後悔しないために、ぜひ最後までご覧ください。
Mariko
- 在宅Webデザイナー歴10年・Webライター歴2年
- 未経験から40歳でWebライターデビュー
- 3ヶ月で単価2円の継続案件ゲット
- 半年後には単価3円にアップ!
Webライターの名前は実名でなくてもOK
Webライターはペンネームで問題ありません。
一見すると実名のようなペンネームを使っている人もたくさんいます。
結婚しても旧姓のままの名前を使っていれば、それもペンネームのひとつです。
中には仕事によって使い分ける人もいます。
例)
- アダルト関連だけ別のペンネーム
- 専門資格をもっているジャンルは実名
など。
自分の働き方に合わせて、ペンネームと実名のどちらを使うか検討してみてください。
Webライターがペンネームを使う5つのメリット
まずペンネームを使うメリットを5つご紹介します。
- 身バレしない
- テーマを問わず執筆しやすくなる
- 覚えてもらいやすい
- 途中で名前変更もできる
- 名前がブランディングになる
順番に解説していきます。
1.身バレしない
ペンネームなら身バレすることがなく、自分の個人情報も守れます。
内緒で副業している人も安心です。
誰かにバレることを気にして書く必要がありません。
そのため積極的に行動しやすくなり、収入アップにもつながります。
ただし記事内で詳細にプロフィールを明かしてしまうと、身バレの可能性もゼロではありません。
その場合、品質に影響が出ない範囲で、情報に少しフェイクを入れるとよいでしょう。
2.テーマを問わず執筆しやすくなる
実名だと書きにくいテーマでも気にせず執筆できます。
Webライターは非常に幅広いジャンルに関わる仕事です。
中には実名で書くと、今後の活動に影響しかねないデリケートなテーマも。
例)
- アダルト関連
- 政治・宗教的な話題
- 金銭事情などのプライベートな話題
ペンネームを使えば、個人と紐づけられることはありません。
3.覚えてもらいやすい
人に覚えてもらいやすい名前を、自由につけられるのも大きなメリット。
実名が他のWebライターと差別化しにくい場合、ペンネームがおすすめです。
わかりにくい実名の例
- 読みにくい
- 読み間違いされやすい漢字をつかっている
- 似たような名前が多い
クライアントは日々、多くのライターと仕事をしています。
むずかしい名前では「あの人に依頼しよう」と思い出してもらいにくい可能性も。
覚えてもらいやすい名前をつけられるのは、Webライターにとって大きなメリットです。
4.途中で名前変更もできる
万が一トラブルに巻き込まれた場合、ペンネームなら変更できます。
実名だと変更できず、ずっとネット上に情報が残ってしまうため注意が必要。
ネットに流れた情報を、完全に削除するのは不可能です。
一度信頼を落としてしまえば、なかなか回復できません。
ペンネームなら新しいものに変更し、心機一転でスタートできます。
5.名前でブランディングができる
ブランディングできるのも、ペンネームのメリットです。
自由に決められるため、他のライターとの差別化ができます。
他にないペンネームにしておけば、名前で検索上位も獲得可能です。
狙ったイメージにつながるフレーズを入れるのもおすすめ。
例
- 自分といえばこれだというモチーフ
- こうありたいという希望
「このライターは〇〇のジャンルに強そうだ」と感じてもらえる名前にすれば、よりチャンスを掴みやすくなるでしょう。
今後の活動の仕方を考え、検討してみてください。
Webライターがペンネームを使う3つのデメリット
メリットだらけに思えるペンネームですが、デメリットも存在します。
- 実名より信頼を獲得しにくい
- 記名記事は断られる可能性がある
- クライアントには名前がバレる
順番にご説明します。
1.実名より信頼を獲得しにくい
実名の方がクライアントからの信頼を得やすいのが現実です。
とくに奇抜・ふざけたペンネームは注意が必要。
クライアントからすれば、最初はあなたが何者なのか、信頼できる人なのかわかりません。
実名のほうが素性がわかりやすく、安心しやすいといえるでしょう。
とはいえ、ペンネームで活動していても、仕事面で信頼を獲得できます。
- 素早い返信
- 求められている以上の価値を提供
- 必ず納期を守る
など、誠実な仕事を心がけましょう。
2.記名記事を断られる可能性がある
クライアントやジャンルによって、実名でなければ記名記事を断られることも。
専門性の高い分野では、実名が記事の信頼度につながります。
実名が求められやすいジャンルの例)
- 法律関係
- 医療関係
実名とペンネームを使い分けるのも手段のひとつです。
ふざけた印象のペンネームの場合、ジャンルを問わず断られる可能性もあります。
ペンネームを考える際には注意しましょう。
3.クライアントには名前がバレる
クライアントには実名がバレるシーンがありますのでご注意ください。
実名が必要になるシーン
- 源泉徴収
- 銀行の振込先
- 郵便物の発送先
通常のやりとりはペンネームでも問題ありません。
しかし源泉徴収は実名を使うことが法律で決められています。
そのためペンネームは使用できません。
不安に感じるかもしれませんが、個人情報保護法があるのでご安心ください。
クライアントはライターから得た個人情報を守る義務があります。
知られた実名がそこから広がることはないでしょう。
また開業届けを出していれば、屋号だけの口座を開設できる銀行もあります。
郵便物は郵便局の転送サービスを利用すれば、ペンネームでもOK。
源泉徴収を行っていないクライアントも多くいます。
どうしても実名を伝えることに抵抗があるなら、まず確認してみてください。
ペンネームで注意したい5つのこと
実際にペンネームを考える際に注意しておきたいことを5つご紹介します。
- 読みやすく簡潔なものにする
- 長く使える名前にする
- ふざけすぎない
- 似たような名前がないかチェックする
- 有名人やキャラクターの名前は使わない
順番にご説明します。
1.読みやすく簡潔なものにする
パッと見て読みやすく、判断しやすい名前にしましょう。
読みやすい名前のポイント)
- むずかしい漢字は使わない
- 文字数を少なめにする
- ひらがな・カタカナだけで長い名前にしない
「どうやって読むのかな?」と迷う原因をつくらないようにしましょう。
読みやすいペンネームの例)
どれも漢字を使わず、短く読みやすい名前ですね。
日本語は4文字のリズムが馴染みやすいともいわれます。
読んでみて音のリズムが心地よいのも、名前を覚えてもらいやすいポイントです。
2.長く使える名前にする
実績を積み上げるためにも、基本的にペンネームを決めたらあまり変更しないのがおすすめ。
流行りものの名前は要注意。
いつか廃れますし、10年先も同じ価値観で世間に受け入れられる保証はありません。
とはいえ、コロコロと変えていては、信頼を失います。
長い目で見て使い続けられるように考えてみてください。
3.ふざけすぎない
ふざけすぎた名前はクライアントから信頼されにくいため、なるべく避けましょう。
記名記事を断られる可能性も上がります。
名前を読んだ相手がどう感じるか、想像しながら検討してみてください。
実際にある子育て関連のメディアを運営されているクライアントから聞いたお話です。
ライター募集に応募してきた方のペンネームに、子育てにマッチしない不適切なキーワードが入っていたそうです。
もう名前を見た時点で、応募文章を読む気にもなれなかった…とのこと。
そのライターさんは明らかにチャンスを逃していますよね。
たとえ真面目な方だとしても、クライアントに不信感をもたれてしまえば執筆すらできません。
活動の幅を狭めないためにも、ふざけすぎた名前は使わないことをおすすめします。
4.似たような名前がないかチェックする
同じ名前・似たような名前をつかっている人がいないか、必ずチェックしましょう。
万が一同業者に似た名前の方がいた場合、トラブルになる可能性もあります。
ペンネームを検討する際には、思いついた名前でまず検索してみてください。
もし似た名前がある場合は、少し変化をさせてみるのもおすすめです。
- 少し音をかえる
- 文字の順番を入れ替える
- 1文字追加する
5.有名人やキャラクターの名前は使わない
有名人やキャラクターの名前、似た名前は避けましょう。
商標登録という制度に登録され、名前が守られている可能性があります。
そのためクレームを受けたりトラブルに巻き込まれるリスクも。
商標登録されているか確認できるサイトもあります。
不安な場合は確認してみてください。
実名のようにずっとつかえるペンネームも活用していこう
ペンネームにはメリットとデメリットがあります。
両者を検討して、ペンネーム使うかどうか決めていきましょう。
実名と同じように「看板」になるのがペンネームです。
ずっと使える名前を考えてみてください。
もし自分で決めるのが苦手なら、ココナラなどのサービスで名付けのプロに頼むのもありです。
自分のライター活動や生き方に合わせて活用していきましょう。