Webサイト制作の基本的な流れと発注者のタスクを制作会社が解説

「大まかでいいから、Webサイト制作の流れが知りたい」
「制作会社とはどんなやりとりが必要なの?」
「発注者側は具体的に何をするんだろう」

Webサイトを制作したいと考えても「サイト制作全体の流れ」や「制作中に発注者が行うタスク」がわからないと不安ですよね。

そこでこの記事では、Webサイト制作代行を行っている株式会社じゃぱそんが

  • Webサイト制作の基本的な流れ
  • 各工程で発生する制作会社とのやりとり
  • 発注側が行うタスク

を紹介します!

この記事を読めば、Webサイト制作の基本的な流れや発注者としてやるべきタスクがわかります。ぜひ最後までご覧ください。

Webサイト制作の流れ・期間

Webサイト制作の流れは、次の表のような流れで進みます。

見積から発注まで見積依頼の事前準備
制作会社との打ち合わせ
見積もりを比較・依頼先の選定
制作開始から公開までサイト設計
デザイン
開発
最終チェック

表からもわかる通り、Webサイト制作には2つの段階があります。

  1. 見積もりから発注まで
  2. 制作開始から公開まで

制作期間については、Webサイトの種類や規模によって数週間~数か月と大きく変わってしまうものです。

本記事では以下のような制作内容を想定しています。

■ホームページの種類

  • 何年も前に作成した企業サイトのリニューアル
  • 30ページ前後の規模

■制作方法

  • Webサイト制作会社に外注
  • 複数社に相談し、見積もりを比較したのちに依頼する

上記のような制作内容の場合、見積もりの相談からサイト公開までの期間はおよそ2~3ヶ月です。

  1. 見積もりから発注まで:約2~3週間
  2. 制作開始から公開まで:約1.5か月~2ヶ月

ご自身の希望するサイト制作の規模感と比べて、制作期間の目安としてお役立てください。

制作期間は制作会社によっても異なります。見積もり時に直接問い合わせることをおすすめします。

見積から発注までの流れ

ここでは、見積もりから発注までの流れの詳細を紹介します。

  1. 見積依頼の事前準備
  2. 制作会社との打ち合わせ
  3. 見積もりを比較・依頼先の選定

段階ごとに、制作会社とのやりとりをご紹介します。
また、見積もりから発注までの流れの中で「発注者が行うべきタスク」もまとめました。

あらかじめ確認しておくことでスムーズにやりとりできるしょう。

1.見積依頼の事前準備

期間1週間~2週間
発注者の実働時間1日~2日
発注者のタスクWebサイト制作の目的・イメージ・予算などを決める

Webサイト制作では、見積もり依頼の前に発注者の準備が必要です。
具体的にいえば、目的・イメージ・予算はこの段階で決めておく方がよいでしょう。

  • 【目的】なぜWebサイトを制作するのか
  • 【イメージ】どんなWebサイトにしたいのか
  • 【予算】どれくらいの費用でWebサイトを制作したいか

見積もり前の事前準備は、金額や提案の質に影響します。
あとから比較しやすいように、事前準備をしっかりと行いましょう。

2.制作会社との打ち合わせ

期間1週間~2週間
発注者の実働時間1社につき1時間~1.5時間×(相見積の件数)
発注者のタスク
  • 制作会社への問い合わせ
  • 制作会社との打ち合わせ

ほとんどの制作会社は、見積の前に打ち合わせをおこないます。
事前準備で用意した、サイト制作のイメージや予算はこのタイミングで伝えましょう。

依頼する件数が多すぎると打ち合わせに時間がかかりますし、1社や2社だけだと比較が難しくなります。
比較もしやすく、打ち合わせにスケジュールを圧迫されないように、相見積もりは3社程度に絞るとよいでしょう。

3.見積もりを比較・依頼先の選定

期間1週間~2週間
発注者の実働時間1回につき1時間程度
発注者のタスク
  • 制作会社ごとの提案を受ける
  • 受け取った見積と提案の比較
  • 制作会社を決めて発注する

各社から見積が出そろったなら、それぞれを比較し依頼先を選定します。

見積提出の際に、1時間程度でかんたんな提案をしてくれる制作会社も多いです。
金額だけではなく、提案の内容も総合的に判断して依頼する制作会社を決定するとよいでしょう。

見積から発注までに発注者が行うタスク

見積から発注までの流れで、発注者が行うタスクを確認しておきましょう。

  • Webサイト制作の目的・イメージ・予算などを決める
  • 制作会社への問い合わせと打ち合わせ
  • 制作会社の提案を受けて比較検討する

一番重要なタスクはWebサイト制作の目的やイメージ、予算などの要件を決定することです。
要件を統一した見積は、比較検討もしやくなるでしょう。

面談日程の調整には時間がかかってしまうかもしれません。
余裕をもって比較検討するために、時間を確保することをおすすめします。

制作開始から公開までの流れ

ここでは、制作開始から公開までの流れを具体的に紹介します。

  1. 定例ミーティング
  2. サイト設計
  3. デザイン
  4. 開発
  5. 最終チェック

制作の流れの中で発注者が行うタスクもまとめました。
順に詳しく解説していきます。

1.定例ミーティング

期間1.5か月~2ヶ月
発注者の実働時間1回につき1時間~1.5時間
発注者のタスク
  • 制作過程での課題チェック
  • 必要作業の確認や提出
  • 確認事項のチェック

制作開始から公開までのあいだには、定例ミーティングを行う場合があります。
ミーティングの内容は、下記のような項目です。

  • 制作の進捗状況の確認
  • 必要作業の確認や提出(画像素材や原稿の準備など)
  • 確認事項のチェック(デザイン案など)

1回ごとの所要時間はおよそ1時間で、開催頻度は週に1回程度です。

これからご紹介する「デザイン」や「開発」などの進捗状況の確認は、定例ミーティングで行われることが多くなります。

2.サイト設計

期間2週間~1ヶ月
発注者の実働時間2~3日
発注者のタスク制作会社に求められる資料の提出

サイト設計とは、実際に制作を開始する前にWebサイトの設計を考える工程です。
具体的には、

  • Webサイトにどんなページが必要か
  • どのように顧客を集客するサイトにするか
  • そのためにサイトに必要な機能はなにか

のような要件を定めていきます。

この工程での制作会社との認識のすり合わせが、Webサイトの完成度を左右します。
「どんなページが必要か」「必要な機能は何か」といった要件を定めていくには、専門的な知識も必要になるでしょう。

制作会社に相談しながら、完成のイメージを共有します。

3.デザイン

期間2週間~1ヶ月
発注者の実働時間1~2日
発注者のタスク
  • 原稿や画像の用意
  • トーン&マナーのすり合わせ
  • 提出されるデザイン案の確認

この段階では、制作会社がデザインを開始します。

発注者は原稿や画像を用意し、提出しなければいけません。
たとえば以下のような原稿や画像は、発注者が用意します。

  • 会社概要に掲載する情報
  • 代表挨拶の文章
  • 代表挨拶のイメージ写真

またトーン&マナーのすり合わせも重要です。
トーン&マナーとは、デザインやイメージの一貫性、統一性を保つための手法やルールのことです。

制作会社のデザイナーとともに、統一性のあるサイトデザインを作り上げていきます。

4.開発

期間2週間~1ヶ月
発注者の実働時間0.5日~1日
発注者のタスク制作会社から質問があった場合の回答

デザインが完成したページから順番に、開発が始まります。

開発は制作会社にて行われるため、発注者側のタスクは基本的にありません。
この段階までの打ち合わせ状況によっては、下記のような質問が来る場合があります。

  • 問合せページに掲載するメールアドレスを教えてください
  • スタッフ紹介ページ用の写真を提出してください
  • サイトをアップするサーバーとドメインを教えてください

ドメインとサーバーの情報は、開発の工程で必要となりますので、事前に準備しておくとよいでしょう。

5.最終チェック

期間1週間程度
発注者の実働時間1日~2日
発注者のタスクWebサイトの最終チェック

デザイン・開発が終わったら、公開前に最終チェックをおこないます。
具体的なチェック内容は、下記のような項目です。

  • 文言に誤字や脱字がないか
  • リンク先は正しく設定されているか
  • スマホで見ても表示は崩れないか
  • ブラウザを変えても表示は崩れないか

Webサイトに訪問したお客様の目線でチェックするとよいでしょう。

制作開始から公開までに発注者が行うタスク

制作開始から公開までの流れでの、発注者のタスクを確認しておきましょう。

  • 制作会社と共にサイト設計する
  • 原稿や画像の用意する
  • トーン&マナーをすり合わせる
  • 提出されるデザイン案の確認
  • サーバーとドメインの用意
  • Webサイトの最終チェック

特に重要となるのは、サイト設計です。
機能が後から変更したり、ページ数を追加したりした場合、追加費用が発生る可能性もあります。

共通したゴールを認識するために、制作会社にできるかぎり協力することをおすすめします。

また、原稿や画像の用意も発注者にしかできないタスクです。
あなたの企業や商品について、一番詳しいのはあなたです。よりよいサイトに完成させるために、原稿や写真素材を用意しましょう。

Webサイトは公開しておしまいではなく運用が大切

Webサイトは公開しておしまいではなく、運用が大切です。

運用で大事なことは、大きく分けると2種類あります。

  1. Webサイトを正常に運営するための保守・メンテナンス
  2. Webサイトからの集客を実現させるための改善

特にWebサイト経由での集客を実現するには、施策の実行と改善が必要です。
将来的にWebサイトからの集客を期待する場合は、制作会社に下記のような問い合わせをしてみるとよいでしょう。

  • Webサイト制作後の運用も対応しているか?
  • 集客のための改善まで対応してもらえるか?
  • 運用代行の費用はどのようになるか?

見積の段階で問い合わせできると、なおよいです。
Webサイト制作ではサイトの公開をゴールと考えてしまいますが、公開後に運用が続いていきます。
長期的に続いていく運用まで見据えたWebサイト制作が理想的です。