
「Webサイトの製作ってどれくらいの時間がかかるの?」
「どんな作業をしてるの?」
「製作期間を短くする方法があれば知りたい」
Webサイトを作ろうとネットで検索してみたところ、製作期間が「1週間~」だったり「 2~3ヶ月」だったり・・会社によって完成までにかかる時間が異なっているし曖昧だしで、困ってしまいますよね。
そこでこの記事では、Webサイト製作代行を行っている株式会社じゃぱそんが
- Webサイト製作にかかる時間の仕組み
- 規模別の製作時間の目安
- 製作で行う7つの工程
- 製作期間を短くするためにできること
を紹介します!
この記事を読めば、Webサイト制作にかかる時間とその理由、制作時間を短縮するコツがわかります。
ぜひ最後までご覧ください。
Webサイトの制作時間は内容やページ数次第
まず大前提としてWebサイトの制作時間は、内容やページ数によって決まります。
Webサイトの制作は、家を建てることに近いです。
あなたがお家を建てることになった場合を想像してみてください。
- マンションか一軒家なのか
- 何階建てか
- 何部屋作るのか
- 内装をどこまでこだわるのか(壁を打ちっぱなしにする、玄関の床を大理石にするetc)
などで、完成までの日数が大きく変わります。
Webサイト制作も同じで、どんなサイトを作るのかによって制作時間が大きく異なります。
【規模別】Webサイトの制作時間の目安
ここでは「どのようなWebサイトが、どれくらいの期間で作られるのか」の目安について、以下の4つの事例で紹介します。
- ランディングページ(LP)の製作時間
- 10ページ前後のWebサイトの製作時間
- 30ページ以上のWebサイトの製作時間
- システム機能を備えたホームページの場合
あなたが作ろうとしているサイトを当てはめれば、製作時間の目安がわかります。
通常どれくらいかかるのか、事前に確認しておくと良いでしょう。
ここで紹介するのは、あくまで目安です。実際の納期は、製作会社に確認することをおすすめします。
1.ランディングページ(LP)の制作時間
ランディングページの製作時間は、1ヶ月が目安です。
ランディングページとは、特定の商品やサービスの紹介を行うページのこと。
- 新しくサービスをリリースする場合
- 店舗などで一定期間だけキャンペーンを行う場合
などの場合、ランディングページだけを作成することが多いです。
ランディングページの制作期間の内訳は、以下のとおりです。
工程 | 制作時間 | 作業内容 |
ミーティング | 約1日 | ・要件定義 |
ラフ案作成 | 約2日 | ・画面設計 |
デザイン制作 | 約4日 | ・制作と社内レビュー |
コーディング | 約6~7日 | ・レスポンシブデザイン |
修正作業 | 約2~3日 | ・ブラウザチェック ・ユーザーテスト |
公開作業 | 約9日 | ・最終打ち合わせ ・クライアントチェック |
2.10ページ前後のWebサイトの制作時間
10ページ前後のWebサイトの場合、2~3ヶ月ほどで完成します。
特別なシステムは使わず、会社の名刺のような存在としてのWebサイトを作る場合、10ページ前後となります。
具体的には、以下の表のようなスケジュールで制作が進みます。
工程 | 制作時間 | 作業内容 |
ミーティング | 約5~6日 | ・打ち合わせ ・要件定義 |
サイトマップ作成 | 約3~4日 | ・画面設計 |
ページデザイン | 約5~6日 | ・デザイン ・社内レビュー |
コーディング・チェック | 約5~6日 | ・レスポンシブデザイン |
システム開発・テスト | 約7~10日 | ・お問合せフォーム |
修正作業 | 約3~4日 | ・ユーザーテスト |
公開作業 | 約15日 | ・最終打ち合わせ ・クライアントチェック |
3.30ページ以上のWebサイトの制作時間
30ページ以上の大規模なWebサイトの場合、半年以上はかかると考えておくとよいでしょう。
工程 | 制作時間 | 作業内容 |
ミーティング | 約7日~10日 | ・打ち合わせ ・要件定義 |
サイトマップ作成 | 約5~7日 | ・画面設計 |
ページデザイン | 約10日~ | ・デザイン ・社内レビュー |
コーディング・チェック | 約10日~ | ・レスポンシブデザイン |
システム開発・テスト | 約20日~ | |
修正作業 | 約7~10日 | ・ユーザーテスト |
公開作業 | 約20~25日 | ・最終打ち合わせ ・クライアントチェック |
半年も待てないような場合、トップページやお問合せページなどの、主要ページを先に公開し、サービスの詳細についてのページは順次公開する方法もあります。
4.システム機能を備えたWebサイトの場合
Webサイトにシステムを導入する場合は、通常のWebサイト制作時間に加えて、システム開発のための期間がかかります。
以下の4つは、Webサイトによく導入されるシステムです。
- 会員登録システム
- 予約システム
- 決済機能
- 検索機能
よくある機能であれば、すでにある製品から流用できますが、複雑な機能や珍しい機能の場合、いちから開発することになります。
制作会社がシステム開発に対応していない場合もあるため、情報の表示以外に機能を持たせたい場合は、早めに相談するとよいでしょう。
Webサイト制作の流れ
ここでは、Webサイト製作の基本的な流れを紹介します。
- Webサイト製作の7つの必須工程
- Webサイトによっては必要となる写真撮影や取材の工程
流れを知っていると、制作がどれくらい進んでいるのかわかるようになります。
どの工程で何が必要なのかがわかれば、準備もスムーズに行えるでしょう。
それぞれ具体的に紹介します。
1.Webサイト制作の7つの必須工程
Webサイトの制作はその規模に関わらず、以下の7つの工程を経て行われます。
- ミーティング
- サイトマップ作成
- ページデザイン
- コーディング・チェック
- システム開発・テスト
- 修正作業
- 公開作業
製作会社の作成したスケジュール表に、上記の工程が漏れなく入っているかを確認しましょう。漏れがある場合「作業範囲の認識がずれている」「無理のあるスケジュールを組んでいる」などの可能性があります。
入っていない工程がある場合は、製作会社に確認するとよいでしょう。
また各工程にて、発注者側の確認作業が発生します。
どのタイミングで確認が必要なのかを確認し、スケジュールに盛り込んでおくことをおすすめします。
2.Webサイトによって必要となる写真撮影や取材の工程
以下のような場合、動画や写真を作るための撮影や取材が必要になります。
- スタッフインタビューのページを作る
- オフィスの写真をサイトに載せる
- 「お客様の声」を動画としてサイトに載せる
撮影・取材をプロに依頼する場合、カメラマンやインタビューアーとの日程調整が必要です。撮影なら加工・編集、取材なら文字起こしなどの作業も発生するため、Webサイトの素材としてできあがるまで、時間がかかります。
制作時に素材の準備が間に合わなかった場合、後からの修正に追加費用がかかってしまうことも。
制作会社によっては、写真撮影や取材を行ってくれたり、提携先を紹介してくれたりする場合もあります。写真撮影・取材が必要な場合は、制作会社に事前に相談しておくとよいでしょう。
制作時間の短縮のために発注者ができること
ここでは、Webサイトを早く完成させるために、発注者側ができることを紹介します。
- テンプレートをつかう
- 要件・課題の整理
- ヒアリングシートには情報をすべて記入する
- 優先順位決め
- 工程ごとの納期を決める
- 社内確認の体制を整えておく
よいサイトを作るためには、制作会社だけでなく、発注者の協力も必須となります。
特に急いでいない場合であっても、ひととおり目をとおしておくことをおすすめします。
1.テンプレートをつかう
とにかく急ぎでWebサイトが必要な場合、テンプレートの使用をおすすめします。
テンプレートとは「ひな形」のことです。文章や画像を当て込むだけで完成するため、ほぼすべての工程を大幅に短縮できます。
- 費用が安く抑えられる
- 制作前から完成イメージを確認できる
- 定番デザインを選べるので失敗しにくい
などのメリットも。
オリジナリティを出しにくいデメリットはありますが「とにかく早くサイトが必要」「デザインの細部にはこだわらない」方には、テンプレートの利用をおすすめします。
制作会社には「テンプレートを使いたい」と、相談の時点で伝えておくとよいでしょう。
2.要件・課題を事前に整理しておく
制作会社との打ち合わせが始まる前に、要件・課題を整理しておくことで、発注者側での検討にかかる時間を減らせます。
具体的には
- 要件(Web上で予約を完結させたい、商品を販売したいなど)
- 解決したい課題(見込み客を集めたい、会社の名刺代わりに使いたいなど)
などを洗い出しておきましょう。
3.ヒアリングシートは丁寧に書く
ヒアリングシートの記入を求められた場合、丁寧に書くことで、その後の工程をスムーズにし、手戻りも防げます。
ヒアリングシートには
- サイトを作る目的
- サービスの強み、弱み
- 導入事例
などを記入します。
「書ける範囲で書いてください」と言われることもありますが、できるかぎり丁寧に書くようにしましょう。ヒアリングシートに記載されている内容の精度が高ければ高いほど、その後の工程がスムーズに進みます。
また、ヒアリングシート作成後に内容すり合わせがあるのかどうかも確認しておきましょう。制作会社の中には、ヒアリングシートの内容だけを元にサイト制作を始める会社もあります。
ヒアリングシートに漏れがあり、完成までに気づかなかった場合、後から修正が発生し、納期が遅れ、追加コストもかかってしまいます。
4.優先順位を決め、できたものから公開する
ページの優先順位を決め、できたものから公開していくことで、公開までの時間を短縮できます。
以下のように最低限のものをまずは公開し、徐々にサイトをリッチにしていくイメージです。
- 商品PRのため、商品紹介ページを最初に作る
- 会社紹介ページを作成する
- 社員紹介を載せる
制作会社によっては、順次公開には対応してもらえない可能性もあります。「できたものから公開したい」旨、早めに相談するとよいでしょう。
5.制作工程ごとの納期を決める
工程の納期を決めておけば、全体スケジュールの大幅な遅延が防げます。
スケジュールは制作会社が作成してくれることが一般的です。工程ごとの納期が書かれていない場合は、制作会社と相談の上、追記するとよいでしょう。
6.社内確認の体制を整えておく
Webサイトが完成するまでに、発注者側の確認作業が何度か発生します。
具体的には
- ヒアリングシートの記入
- デザインのラフ案チェック
- 最終チェック
など。
この確認作業が予定よりも遅れてしまうと、制作会社は「待ち」の状態となり全体のスケジュール遅延につながります。
社内の体制を整えておき、遅延なく確認を完了できるようにしましょう。
スケジュールよりも早く確認を終えたとしても、制作会社が作業を前倒ししてくれるとは限りません。より短い時間で確認を終えられることが明らかな場合は、スケジュールを確定する前の時点で伝えるようにしましょう。
その際は「ここの確認作業3日も必要ないので、2日に削って、その分後の工程を前倒しにできますか? 」 などと相談するとよいでしょう。
短時間でのWebサイト制作ならじゃぱそん
Webサイトの制作は、工夫次第で時間を短縮できます。忘れてはいけないことは、Webサイトは更新し続ける必要があることです。
サイトを更新するのは、多くの場合は発注者本人です。
納期に間に合わせるためのWebサイト制作の時間短縮と、その後の更新の手軽さ、その両方を実現するサービスが「じゃぱそん」です。
じゃぱそんは難しいHTMLを使わない方法でページを制作し、その後の更新にも難しい知識がいりません。直観的な操作でWebサイトの更新ができます。
Webサイトの制作時間の短縮と、更新の手軽さを両立したい方には、じゃぱそんをおすすめします。