「仕事がつまらないのは当たり前?」
「なぜつまらないんだろう」
「どうすればいい?」
給料に大きな不満はないものの、急いで仕事を辞めたいわけでもない。でも、つまらない‥と悩んではいないでしょうか。
お金のために割り切るべきか、モヤモヤしてしまいますよね。
結論、仕事がつまらないのは当たり前です。
厚生労働省の調査によれば、仕事に打ち込んでいる時に充実感を感じる人は4人に1人程度。
この記事では、株式会社じゃぱそんから…
- 仕事がつまらないのは当たり前である2つの根拠
- 他の人がつまらないと感じている理由
- つまらないを解消するための対策
について解説します。
記事を読めば「つまらないけど、こんなもんなのかな‥」なんてモヤモヤを解消し、具体的に行動していけるはず。
ぜひ最後までご覧下さい。
4人中3人!仕事がつまらないのは当たり前
まず、仕事がつまらないのは当たり前です。
令和3年に行われた『国民生活に関する世論調査』を元に、以下の2つをお伝えします。
- 4人に3人は仕事に充実感を感じていない
- 3人に2人はお金のために働いている
4人中3人の人は仕事に充実感を感じていない
4人中3人の人は仕事に充実感を感じていません。
『国民生活に関する世論調査』によれば、日頃の生活で充実感を感じている人は55.5%。
「あまり感じていない」も含めると、90.4%。
そのうち、仕事に打ち込んでいる時に充実感を感じているのは28%でした。
もし100人集めたなら、充実感を感じている人は55.5人となります。
「あまり感じていない」も含めると、90.4人。
そのうち、仕事に打ち込んでいる時に充実感を感じるのは25.3人です。(90.4人✕28%)
つまり100人中、仕事に充実感を感じているのはおよそ25人。
4人中3人は仕事に充実感を感じていないことになります。
3人に2人はお金のために働いている
続いて、3人に2人はお金のために働いています。
同じく『国民生活に関する世論調査』によれば、「働く目的は何か」の問いに対し、61.1%の方が「お金を得るため」と回答しています。 問17「あなたが働く目的は何ですか。」よりじゃぱそん編集
その他の回答については、それぞれ10%前後にとどまっています。
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あなたが今、お金のために仕方なく働いている状況であっても、何も珍しいことではないのです。
417人のつまらない理由(1位は変化がない)
あなたがつまらない理由はなんでしょうか?
なぜつまらないのか、分析すれば対策も取りやすくなります。
「仕事がつまらない」と感じている人に対して行われたアンケートでは、以下の結果となりました。
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(【仕事がつまらないと思う瞬間ランキング】男女417人アンケート調査より著者編集)
原因がはっきりすれば、対策もわかるはず。
(原因別の対策例)
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なぜつまらないのかを考えてみましょう。
【NG】不満を抱えたまま何もしないこと
仕事がつまらないときに一番やってはいけないのは、不満を抱えたまま何もしないことです。
今のままだと‥
- アラフォー・アラフィフになりさらに行動しにくくなる
- 病む
- 成長の機会を逃す
順に詳しく解説します。
1.アラフォー・アラフィフになりさらに行動しにくくなる
まず、年をとるにつれ、転職・独立などの行動がしにくくなります。
- 結婚する
- 子どもが生まれる
- 家を買う
- 体力が落ちる
など「お金のために」働かなければならない理由が増えていくのです。
行動するならベストタイミングは常に今であることを、心がけておきましょう。
2.病む
つまらないまま仕事を続けると、病んでしまう可能性もあります。
「気力がわかない」
「何をしても無駄だ、と思っている」
方は、既に学習性無力感*に陥っているかも。
まずは、小さな行動でもかまわないので、やればできるという感覚を取り戻しましょう。
*学習性無力感についての参考リンク「やる気のない無気力な子――学習性無力感(Learned Helplessness)」
3.成長の機会を逃す
成長の機会を逃すことにもなります。
・「つまらない」と思いながら仕事しているAさん
・楽しくてしょうがないBさん
まったく同じ作業でも、より成長するのはBさんです。
会社には何かしらの成長の機会があるはず。
「つまらない」と思って仕方なく続けていては、貴重な機会を見落としてしまうかもしれません。
対策~仕事続ける編~
続いて、今の仕事を続ける場合の対策をお伝えします。
続ける場合、選択肢は以下の2択。
- 割り切る
- 楽しもうとする
それぞれ詳しく解説します。
1.割り切る
まず1つめの対策は、割り切ってしまうことです。
- 仕事以外に楽しみを見つける
- 本業と離れた副業を始める
など、つまらないと感じている今の本業は、日々の生活のために続ける。
そのうえで、本業以外で楽しみを見つける方法もあります。
「つまらなくてもしょうがない」と割り切れるのであれば、最も手軽な対策となるでしょう。
2.楽しもうとする
楽しもうと工夫する手もあります。
- 自分
- 環境
どちらかを変えてみましょう。
2-1.自分が変わる
自分が変わることで、今の仕事が楽しくなるかもしれません。
- 仕事に取り組む姿勢を変える
- スキルアップに励む
それぞれ簡単に解説します。
■仕事に取り組む姿勢を変える
まずオススメするのは、取り組む姿勢を変えてみることです。
マンガ「サラリーマン金太郎」(著者:本宮 ひろ志)のエピソードを紹介します。
主人公である金太郎が最初に振られた仕事は鉛筆削りでした。
金太郎は、鉛筆を使っている人のことを考えて、ベストな状態に削ろうと丁寧に作業します。
結果「こんな削り方をしてくれる娘を嫁さんにでもできたら」と顔を見に来る社員が現れるほど、鉛筆削りの名人となりました。
繊細で 上品で‥実に使いやすい心のこもった削り方ですよ
こんな削り方をしてくれる娘を嫁さんにでもできたらと思って 顔を見に来ました。by 「サラリーマン金太郎」1巻 設計部の前田さん
鉛筆削りのように単純な仕事であっても、誰かの役に立っています。
まずは自分の仕事が誰の役に立っているのかを考えてみましょう。
その人のために何ができるか工夫していくと、前向きに仕事に取り組めるようになるかもしれません。
■スキルアップに励む
資格取得などのスキルアップに励むことも良いでしょう。
実務にすぐ活かせる資格を選べば、モチベーションも保ちやすいはず。
(実務にいかせる資格の例)
- エンジニアならIT系
- 経理なら簿記
特に思い当たるものがなければ、どんな仕事にもいかせる汎用性の高い資格がオススメです。
(汎用性の高い資格の例)
- Microsoft Office Specialist(MOS)
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 秘書検定
2-2.環境を変える
転職・独立など大きく踏み切らなくても、社内の環境を変えることで、つまらない状況から脱出できます。
- 異動願いを出す
- 上司に相談してみる
- 社内プロジェクトに応募する
- 席替えを希望する
など、できることから初めて見ましょう。
対策~辞める編~
続いて、今の仕事を辞める場合の対策についてお伝えします。
辞める場合、選択肢は2つです。
- 転職する
- 独立する
順に解説します。
1.転職する(4人に1人はつまらないが理由)
辞めるとなると、まず思い浮かぶのは転職でしょう。
「つまらないを理由に会社を辞めても大丈夫?」と考えるかもしれませんが、問題ありません。
厚生労働省で行われた「令和2年転職者実態調査の概況」によれば、自己都合離職者のうち、4人に1人は「満足のいく仕事内容でなかったから」を理由にしています。
「つまらない」は、会社を辞めるのに十分な理由になる、と言えるでしょう。
「今さら転職なんて」と考えている方にも、後押しになるデータがあります。
同じく「令和2年転職者実態調査の概況」によれば、転職者の76.4%が30代以上です。
何歳になっても転職は遅くないということを、おさえておきましょう。
独立する(30代以降がベストタイミング)
独立する選択肢もあります。
あなたが今、社会人経験が7年以上あるのであれば、現職での独立を検討してみましょう。
「全国就業実態パネル調査 2019(第4回調査)」から、データを抜粋して紹介します。
まず、フリーランスの平均年齢は、55.4歳です。
若い人に多いイメージがあるかもしれませんが、誤解であることがわかります。
続いて、フリーランスになるまでの勤務年数は、7~9年でした。
(職種別の職務歴一覧)
[gdoc key=”https://docs.google.com/spreadsheets/d/1RjJrrfLni45KaXwuqiyzSKLIGEef_Ltv4Dyo9BBGLHY/edit?usp=sharing ” class=”no-datatables”](P13~15よりじゃぱそん編集)
22歳に就職した場合、29~31歳の時に独立していることになります。
30代以降は、常に独立のベストタイミングであると言えるでしょう。
まずは3週間程度で取れる資格の取得から、はじめてみませんか
仕事がつまらなくて、何かを変えたいと思っていても、いきなり転職や独立は、ハードルが高すぎて躊躇してしまいますよね。
まずは、3週間程度で合格でき、今の仕事に確実に役立つ資格の勉強から、初めてみませんか?
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またお力になれることを、楽しみにしています。