この記事では「UpdraftPlus」の定期バックアップの設定方法について解説します。
「UpdraftPlus」はWordPressデータのバックアップと復元が手軽にできるプラグインです。
以下の点が、有名なBackWPupよりも優れています。
- GoogleDriveをバックアップの保存先にできる
- プラグイン内の機能で復元もできる
自動バックアップを設定しておけば、定期的にバックアップを保存し続けてくれます。
バックアップを取り忘れることがないように、ぜひ設定しておきましょう。
定期バックアップでは以下の2つを設定できます。
- いつバックアップをとるか
- どこに保存するのか
実際の画面と合わせて解説していきますので、ぜひ一緒に設定してみてください。
WordPress管理画面の左メニュー「設定」>「UpdraftPlus バックアップ」
で「UpdraftPlus」の管理画面に入ります。
「設定」タブをクリックして開いてください。
まずはバックアップのスケジュールを決めていきます。
- ファイルバックアップのスケジュール
- データベースバックアップのスケジュール
この2つを設定しましょう。
手動ではバックアップを取り忘れてしまう可能性があるため、自動設定をおすすめします。
スケジュールは以下の中から選択できます。
- 手動
- 2時間ごと
- 4時間ごと
- 8時間ごと
- 12時間ごと
- 毎日
- 毎週
- 2週間ごと
- 毎月
バックアップはまめにやっていればいい、というわけではありません。
たとえば毎日バックアップ、保存数5つの場合。
5日目に保存されているデータ
- 1日目
- 2日目
- 3日目
- 4日目
- 5日目
まずは5日目までのバックアップが保存されます。
そして6日目には、1日目のバックアップデータは上書きされて削除されてしまいます。
6日目に保存されているデータ
- 2日目
- 3日目
- 4日目
- 5日目
- 6日目
もし1週間前にWordPressエラーが発生していて、6日目に気づいたとしましょう。
6日目において手元にあるバックアップは、すべてエラー発生後のものだけ。
エラー発生前の状態を復元できません。
では保存数を「10」や「20」に変更してみたらどうなるでしょうか。
バックアップの数が多いほど、バックアップデータの保存先の容量を圧迫してしまいます。
GoogleドライブやDropboxの無料アカウントでは容量オーバーになってしまうかもしれません。
Webライターとしてブログはそれほど頻繁に更新しないでしょう。
おすすめの回数は
- 「毎週」バックアップ
- 「4つ」の保存数
です。
これで1ヶ月分のデータが保存できます。
もちろんお好きな数に変更してもらってもOKですが、保存先の容量にご注意ください。
続いてバックアップデータの保存先を設定します。
「保存先を選択」からお使いのサービスを選んでください。
おすすめはGoogleドライブです。
一覧の中からGoogleドライブをクリックすると、設定が開きます。
「Google Driveフォルダー」の「UpdraftPlus」は変更できませんので、そのままでOKです。
「バックアップするファイル」の設定も、そのままでOK。
ページ下部の「変更を保存」ボタンをクリックしてください。
「Google Driveアカウントへのアクセスを許可してください」表示されますので、リンクをクリック。
保存したいGoogleドライブのアカウントにログインしてください。
すでにログイン済みの場合、「アカウントの選択」と表示されます。
保存したいアカウントを選択してください。
UpdraftPlusがGoogleドライブに保存するためのアクセスを「許可」します。
画面が切り替わります。
ここでは「Complete setup」ボタンをクリックするだけでOKです。
WordPressの管理画面に戻ります。
画面上部に「成功: Google Drive アカウントを認証しました。」と表示されていれば、無事にGoogleドライブへの接続ができました。
以上で自動定期バックアップの設定は完了です。